【英仏はしご】エクリプスSのラジオ中継【ディープ】

週末は英仏でダービーとオークス、英国で古馬のエクリプスSが行われました。

昨日は東京・虎ノ門のラジオNIKKEIにお邪魔し、エクリプスSの番組に出演。海外競馬で楽しい時間を過ごすことができました。

長期で挑戦しているチーム・ディアドラの頑張りをたたえたいですし、感謝の気持ちです。

土曜にどちらも驚きの結果だった英ダービー、英オークスがあって、日曜に仏ダービー、仏オークスがあって。

2年前、サクソンウォリアーの英ダービー制覇を期待して取材に行って、残念な結果に終わった後、

翌日朝に電車でフランスへ移動し、仏ダービーの取材をしたことを思い出します。

パリに着いたけど、フランスの国鉄がストライキをずっとやっていて間引き運転。乗り換えに失敗してしまい、

シャンティイの向こうの駅で、現地へ来ていた関西の助手さんと、一緒に駅前で困ってたのが忘れられません。

欧州の競馬の日程は大きく狂って、今年は愛ダービーが最初でしたが、先週土曜が英国、日曜がフランスという順番は同じでした。

お国柄が出ているのはフランスはダービーよりもオークス(ディアヌ賞)の方が扱いがいいことでしょう。

ラジオNIKKEIのスタジオで他の方と一緒にフランスギャロのホームページでレース映像を見ていて、

「あー、ファンシーブルー、またピースフルを差せなかったか、惜しいなあ」って言っていて、「あれ、でも、帽色が…」、もしかしたら、と。

エクリプスSは◎ガイヤースが逃げ切ってくれました。帰宅途中、出演を教えていた親戚から携帯にメッセージ。「素人にもわかりやすく教えてくれ」と。うーん、難しいけど、頑張ります。日本の競馬の予想の成績も低空飛行が続いているので、そろそろ上昇していきたいところです。

【木南 友輔】


【帝王賞】2月のサウジアラビアを思い出しながら【クリソベリル】

昨日は帝王賞。朝は美浦トレセンで取材し、夜は自宅でテレビ観戦。直線はルメール騎手びいきの息子(4歳)と激しいたたき合いの末、◎クリソベリルが勝ってくれました。強いんだなあ、やっぱり。紙面の予想も当たって、まあまあ良かったです。以下は紙面のコラムで書いたものです。

GⅠ馬8頭が参戦し、今年も白熱した戦いになりそうだ。6歳、7歳、8歳…、歴戦の強豪が息長く活躍するダート界にあって、今年の帝王賞が面白いのは4、5歳が人気の中心にいること。激しいライバル関係が始まるのか、それとも1頭の絶対君主(帝王)が現れ、長期政権を築くのか。
クリソベリルで勝負する。昨年は無傷の6連勝でチャンピオンズCを制覇し、最優秀ダート馬に輝いた名馬。今年初戦のサウジCで初黒星(7着)。無敗が途切れ、同じ日本馬ゴールドドリームに先着を許す結果だった。ただ、2月末のサウジアラビア遠征を現地で取材した身としては悲観する内容ではなく、むしろ、「この馬、すげえ」と驚かされる競馬ぶりだった。
忘れられないのはレース週前半の陣営の低いトーン。初めての海外輸送で「想定外」と音無師が語る馬体減があった。馬体維持を念頭に異例のレース2日前追い切り。なんとか態勢が整った状態で挑んだレースは想像どおり、1着賞金1000万ドル(約11億円)をめぐり、ダートの本場からやってきた米国勢が序盤から飛ばす展開。初めて経験するコーナー2つ(ワンターン)のコースで追走に苦しんだ。スムーズにコーナーリングできず、直線は1頭だけ離れた大外を走る最悪の形。それでも最後は後方から差を詰めてきていた。
不運にもドバイ移動後にレースが行われず帰国したが、それはこの世界の状況で仕方のないこと。今回は「大井の鬼」▲オメガパフューム(18年東京大賞典、19年帝王賞&東京大賞典でこの舞台のGⅠを3連覇中)を相手に真価を問われる一戦だが、昨年のチャンピオンズCで相手にしていないようにポテンシャルははっきりと◎が上。状態さえ整えば、という馬だ。ここへ向け、栗東坂路でいっぱいに追われている調整過程はサウジのときとは明らかに違う。国内最強を示し、再び世界の舞台に打って出てほしいと思う。

◆サウジC・VTR マキシマムセキュリティが2番手追走から残り100メートルで先頭へ。しぶとく伸びて押し切った。内ラチを突いたミッドナイトビズーが2着。好位で粘ったベンバトルが3着。日本馬はゴールドドリームが出遅れを挽回し、一時は3着争いを演じる6着。クリソベリルは初めてのワンターン(コーナーが2つ)の速い流れに戸惑いながらも最後は大外から差を詰めた7着だった。1着のマキシマムセキュリティを管理するサーヴィス調教師が地元米国で管理馬に対するドーピング容疑で起訴されたため、賞金の支払いが保留となっている。

【木南 友輔】


【ロイヤルアスコット終了】デットーリ騎手のあの言葉【ジュライC】

ロイヤルアスコット開催が終了しましたね。最終日、デットーリ騎手が爆発してました。

ライアン・ムーアがかっこよく、すごい騎手なのはもちろんなのですが、5年前、ロイヤルアスコット初日のジョッキー紹介でライアンのあとにランフランコ・デットーリが呼ばれて出てきたときの場内の熱狂は忘れられません。マグニフィセント7があり、世界中のレースを制し、名馬とコンビを組み、ゴドルフィンと切れ、少しだけ低迷した感じがあったのに、今が絶頂期というすごさ。

「すごい」という表現しかできないのは情けないですが、すごい騎手というのはチャンスをつかめる騎手、チャンスをものにできる騎手だと思います。ピンチヒッターで結果を出せば、じゃあ、次も、とか、またいつか代打が必要なときにお願いします、とか、そういう空気ができます。デットーリの近年の復活のきっかけは、やっぱりゴールデンホーンの英ダービー勝利に始まり、ゴスデン師との蜜月復活なのかな、と。

最終日の結果を伝えるアスコット競馬場の記事には、コロネーションSを初めて制し、ロイヤルアスコットのG1を完全制覇、勝っていない英国のG1はジュライCのみ、ということが書かれていまして…、「あっ」と思いました。

昨年、デットーリが来日し、JRAの本部ビルで共同インタビュー。これ、もう一度読んでみると、なるほど、メルボルンCを勝ちたいって話で、なんとなく、「アグネスワールドの名前が出てすごいなあ」って感じで聞き流していたけど、ジュライCへの思いがジワジワと感じられてきて…、今ごろ「そうだったのか」と思いました。

日本では武豊騎手が不思議と朝日杯FSを勝てていないって話題が毎年ありますが、そのうち、ホープフルSがG1に昇格してしまい、また、今後、G1に格上げされるレースや新設G1ができてくる可能性があります。時間が経過し、時間が変われば、微妙にその騎手の栄光、実績が薄い印象になってしまいます。JRAには競馬の発展に尽力した人の名前が冠されたレースはありますが、いつも国枝師が指摘しているように「名馬の名前をつけたレース」が少ない(※今年ようやく弥生賞ディープインパクト記念ができたけど…)し、名騎手の名前がついたレースも自分は知りません。

今年のジュライCが楽しみです。日程はどうなってるんでしたっけ?

【木南 友輔】