[2015年10月5日17時54分更新]

第23回「今年の凱旋門賞ウィークエンド回顧」

凱旋門賞(G1、芝2400メートル)が終わりました。史上初の3連覇を狙った○トレヴ(牝5、C・ヘッドマーレック、父モティヴェーター)は4着。英ダービー馬ゴールデンホーン(牡3、J・ゴスデン、父ケープクロス)が積極的な競馬で王者に輝きました。良馬場で2分27秒23の決着。予想は1着◎ゴールデンホーン、2着△フリントシャー、3着△ニューベイで、まあ及第点レベルかな…(※奥野さんの印は☆ゴールデンホーン、○フリントシャー、◎ニューベイですから、さすがです)。

凱旋門賞のパドック。自分が取材した2011年、とても暑い日でした

凱旋門賞のパドック。自分が取材した2011年、とても暑い日でした

4日のロンシャン競馬場は凱旋門賞(4R)以外にもG1が6レース行われました。

 

1R、2歳牝馬のマルセルブサック賞(G1、芝1600メートル)はライアン・ムーア騎乗のバリードイル(牝2、A・オブライエン、父ガリレオ)がG1初勝利。タイムは1分35秒44。アイルランドにあるクールモアグループの調教場「バリードイル」の名が付けられたこの牝馬は来年の英愛1000ギニー有力候補になっています。

 

2R、2歳牡牝のグランクリテリウム(G1、芝1600メートル)はM・バルザローナ騎手のウルトラ(牡2、A・ファーブル、父マンデュロ)が制し、ゴドルフィンのワンツー。タイムは1分37秒27。来年は英ダービーを狙ってくるのでしょうか。

 

3R、牝馬限定のオペラ賞(G1、芝2000メートル)は愛オークス馬カヴァートラブ(牝3、H・パーマー、父アザムール)が接戦を制しました。鞍上はパット・スマレンで時計は2分4秒43。凱旋門賞の直前に行われたこのレースの頭差2着ジャジトップ(牝3、父デインヒルダンサー)がデットーリ騎手、J・ゴスデン調教師のコンビでした。

 

凱旋門賞直後の5Rはアベイユドロンシャン賞(G1、芝直線1000メートル)。ゴールドリアム(セン6、R・コーウェル、父オアシスドリーム)が勝ちました。タイムは54秒79。マーティン・ハーレー騎手とともに6月のロイヤルアスコット開催初日のキングズスタンドSを勝っていて、これがG1・2勝目。

6月ロイヤルアスコット開催初日のキングススタンドSを制したゴールドリアムとハーレー騎手

6月ロイヤルアスコット開催初日のキングススタンドSを制したゴールドリアムとハーレー騎手

6R、ラフォレ賞(G1、芝1400メートル)はオリビエ・ペリエ騎手騎乗のメイクビリーヴ(牡3、A・ファーブル、父マクフィ)が復活V。この馬もロイヤルアスコットのセントジェームスパレスSに出走。凡走したときはガッカリしたのですが、仏2000ギニーで2着ニューベイに3馬身差をつけて押し切ったスピードがこの日は戻っていました。タイムは1分17秒05…(どんな計測してるんだろうか)。

6月ロイヤルアスコット開催初日のセントジェームスパレスSで敗れたメイクビリーヴとペリエ騎手

6月ロイヤルアスコット開催初日のセントジェームスパレスSで敗れたメイクビリーヴとペリエ騎手

そして、7Rのカドラン賞(G1、芝4000メートル)はミレエミレ(セン5、C・ラーナー、父ムータティール)が鮮やかな逃げ切り。タイムは4分22秒61。こういう芝の長距離戦、日本では見られない距離ですが、人馬の走りが本当に見応えあるなあ。

 

1日にG1レースが7つ、その前日にもG2競走が行われた凱旋門賞ウィークエンド。来年は舞台がロンシャンからシャンティイへ。

 

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【木南 友輔】