[2015年9月17日21時12分更新]

第7回「キーンランド・セプテンバー・イヤリングセール開催中」

今週の美浦トレセン、アメリカのセールに行っていて、不在の調教師が何人かいました。セールの舞台は今年、ブリーダーズカップが行われるキーンランド。14日から始まって26日まで行われるキーンランド・セプテンバー・イヤリング(1歳)セールには世界中からオーナー、調教師、牧場関係者が参加します。トレセン内にもそのカタログ(※もちろん英語)が数部置いてありましたが、ものすごい厚さ、上場頭数だなあ、と感じました。

 

薄給の新聞記者である自分には信じられない金額で取引される馬の血統は勉強になります。今回、アメリカのブラッドホース電子版でセールの結果を報じるニュースを見ていると、やはりタピット産駒の評価がすごい。

今年3月、UAEダービーに参戦したタップザット(写真は現地での調教中)

今年3月、UAEダービーに参戦したタップザット(写真は現地での調教中)

日本人競馬関係者の方が購買した馬も将来、日本で走る可能性を含めて気になるところ。バイヤーの欄には社台ファーム、吉田勝己氏(ノーザンファーム代表)などの名前が見られ、タピット産駒、米3冠馬アメリカンファラオと同じパイオニアオブザナイル産駒、怪物フランケルの初年度産駒などが買われたようです。

UAEダービーの1コーナー。ゴールデンバローズ(手前の緑帽)とタップザット(奥の白帽)が好スタートで先頭へ

UAEダービーの1コーナー。ゴールデンバローズ(手前の緑帽)とタップザット(奥の白帽)が好スタートで先頭へ

日本のセレクトセールでも今年、タピット産駒がセレクトセールで高額取引され、話題になりました(http://p.nikkansports.com/goku-uma/biglobe3/news/article.zpl?topic_id=1&id=1506725&year=2015&month=7&day=14)。日本で走ったタピット産駒は12年のフェブラリーSを制したテスタマッタを筆頭に今年ドバイのUAEダービーへ挑んだゴールデンバローズ(牡3、堀)、タップザット(牡3、池江)…、ダートを中心にした活躍が目立ちますが、日本で走るタピット産駒から新たな砂の怪物が登場しないか、あるいは芝をこなす大物が出ないか、楽しみですね。

【木南 友輔】