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[2018年6月10日12時39分更新]
レースを勝った後、空を見上げるマイク・スミス(一昨年のBC開催にて)
初出走のメイドンからベルモントSまで112日。4カ月弱で無敗の3冠馬誕生ということになります。
アポロの呪い、どころじゃなかった。
そして、52歳で3冠ジョッキーになったマイク・スミス。
レースで勝つたびに空を見上げてる彼だからこそ、「This horse is sent from heaven」なんだろうなあ。
3冠馬2頭目のボブ・バファート厩舎。
前回のアメリカンファラオは父パイオニアオブザナイル、その父エンパイアメーカー(当時、日本で供用)。
今回のジャスティファイは父スキャットダディ、その父ヨハネスブルグ。
いい種牡馬を日本へ連れてきているということなのだろうし、
そうじゃないのかもしれないし、難しいところです。
前回のアメリカンファラオのときほどの興奮はありませんでしたが、
また違った形の3冠馬登場。ヒーローの誕生は喜ばしいことです。
この日のベルモント競馬場はG1が6つ、G2が3つ。
古馬牝馬のG1オグデンフィップスSはエイベルタスマン(牝4、父クオリティロード)。
去年のケンタッキーオークス、エイコーンS、CCAオークスを勝っている実力馬が7馬身半差の圧勝でした。
チャイナホースクラブ、ボブ・バファート、マイク・スミス。
3歳牝馬のG1エイコーンSはケンタッキーオークス馬モノモイガール(牝3、父タピザー)。
芝の古馬牝馬、G1ジャストアゲームS(芝1600メートル)はレヴィングビューティー(牝5、C・ブラウン、父マスタークラフツマン)。
古馬のマイルG1、メトロポリタンHには先日社台ファームが購入したことが伝えられたマインドユアビスケッツ(牡5、父ポッセ)が出走。
前で楽に運んでいたビージャージーを追い詰めましたが、わずかに鼻差届かず2着惜敗でした。
芝10ハロンのマンハッタンSは人気を集めていたビーチパトロールが13頭立て最下位に沈む結果。
前走はヨシダの2着に敗れ、今回は惨敗。アメリカの芝路線は混沌としていますね。
レース映像を見ると、大接戦のゴール前、大外を伸びてきたスプリングクオリティ(セン6、父クオリティロード)の差し切りが決まっています。
2着がサドラーズジョイ。アルゼンチン出身のハイハッピーが3着。
ヨーロッパに目を向けると、
ニューマーケット、ジュライコースの2歳戦(芝1200メートル)ではキングマン産駒カリクスが5馬身差V。
ジャドモンドの生産馬でゴスデン厩舎の牡馬。お父さんに似て、脚速そうです。次はロイヤルアスコットのコヴェントリーSか。
カラではジョセフ・オブライエン厩舎のラトローブが初勝利。愛ダービーに出てきてほしいキャメロット産駒です。
レーシングポストのページを開くと、JRHAの広告が出てきました。セレクトセール、これまで以上に海外からの視線が注がれるのは間違いないでしょう。
今日は東京競馬場で取材中。エプソム帰りのエプソムCです。
【木南 友輔】