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[2018年6月3日21時19分更新]
英ダービー(G1、芝2410メートル、2日=エプソム、出走12頭)が終わりました。日本生まれのディープインパクト産駒サクソンウォリアー(牡、アイルランド)は日本産馬として、史上初の英ダービー制覇に挑みましたが、直線で伸びず4着に敗れました。
第239回、英ダービーが終わりました。結果はサクソンウォリアーを応援していた人からすると、非常に残念なものでしたが、本場英国のダービーに「日本生まれ」「ディープインパクト産駒」が「断然人気」「ライアン・ムーア騎乗」で出走した。そして、敗れた。今まででは考えられない、すごい出来事でしたし、競馬は難しいな、とあらためて感じました。
ゴール板を過ぎたところの外ラチ沿いでカメラを構えていました。
大歓声の直線、前にズラッと馬が並び、サクソンウォリアーを見失った瞬間がありました。馬群に沈んで大敗なのかも…、そう思ったのは確かなのですが、最後までしっかり走って4着。立派な4着です。
この連載を読んでいただいている方は結果を報じた速報記事も読んでらっしゃると思います。
一夜明けて日曜朝、日本の安田記念はフランケル産駒が勝ちました。
ダービー週、少しだけ矢作師と話しましたが、陣営の執念が実った連闘でのG1制覇。
そして、日本の調教師で唯一、フランケルと対戦した経験を持つ人が、そのフランケルの産駒でG1を勝つ、素晴らしいドラマだなと感じました。
大敗でしたが、グランプリボスのあのセントジェームズパレスS挑戦があったから、このドラマがあります。「アスコットの敗戦」から「モズアスコットの歓喜」へ。
今はロンドンからパリへユーロスターで向かっています。目的地はシャンティイです。
【木南 友輔】