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[2016年12月19日19時54分更新]
先週金曜、競馬仲間との忘年会では「思い出のレース」を披露するという企画があり、自分は悩んだ末に91年オークスを紹介しました。予想が当たったレース、馬券で儲けたレースなど、人それぞれだと思うんですが、やっぱり競馬を見始めたころのレースというのは忘れられない。
80年8月生まれの自分、小学校4年生の90年秋からスポーツ新聞の競馬面を読み始め、天皇賞・秋はヤエノムテキが勝利。有馬記念はオグリキャップがラストランを制しました。その翌年、自分には初めてのクラシックが牡馬はトウカイテイオー、牝馬は桜花賞がシスタートウショウ、オークスがイソノルーブルです。
野球少年だったので、午前中で野球の試合や練習が終わった日や、雨で野球がなくなった日しか、当時はテレビで競馬中継を見ることはありません。このオークスの日はおそらく、午前中で野球が終わっていたのかな。大外枠から逃げたイソノルーブル、大外を追い込んできたシスタートウショウのゴール前、何度見ても美しい。
自分は好きなG1を聞かれると、「オークス」と答え、好きな逃げ馬を聞かれると、「イソノルーブル」と答え、好きな追い込み馬を聞かれると、「シスタートウショウ」と答えます。やっぱり、当時の競馬、熱いですね。このオークスに出ていた馬、スカーレットブーケはダイワメジャーとダイワスカーレットを生み、タニノクリスタルはタニノギムレットを生みました。
この91年のG1を集めた動画、興奮します。宝塚記念は横山典騎手のメジロライアン、天皇賞・秋はマックイーンが降着となり、江田照騎手のプレクラスニー。有馬記念はダイユウサクです。気付けば今年は2016年。91年から25年も経っている。四半世紀です。
というわけで、今は築地の日刊スポーツ新聞社から美浦トレセンに向かっています。今週の有馬記念、何とかしたい気持ちでいっぱいです。
アメリカでは17日、西海岸のロスアラミトス競馬場でウインターチャレンジSというレースがありました。来年から種牡馬入りが決まっているカリフォルニアクロームの地元凱旋&壮行レース。10頭立ての大外枠からスタート。向正面では先頭争いを見る形で外4、5番手。3、4コーナーで内から5頭目の大外をまくり、直線は独走でした。2着馬に12馬身差。ダート1700メートルで1分40秒03はロスアラミトス競馬場のレコードだそうです。
来年1月28日、引退レースとなる第1回ペガサスワールドカップへ向け、万全のカリフォルニアクローム。対するBCクラシック覇者アロゲートは1月1日、サンタアニタのG2サンパスカルSをステップにする予定。アメリカは来年1月末の大一番が待ち遠しいです。
【木南 友輔】