[2016年7月15日22時11分更新]

第280回「パリ大賞典は最低人気モントーメルが勝利!豪州のチャタークアはスプリンターズS参戦せず」

14日のフランスではパリ大賞典(G1、芝2400メートル、サンクルー、出走8頭)が行われました。勝ったのは最低人気のモントーメル・Mont Ormel(牡3、マダム・P・ブラント、父エアチーフマーシャル)。鞍上は絶好調クリスチャン・デムーロ騎手で勝ちタイムは2分29秒56。8頭立ての最低人気でしたが、直線粘り込みました。

大活躍のクリスチャン・デムーロ(昨年ドバイにて)

大活躍のクリスチャン・デムーロ(昨年ドバイにて)

2着は英国から遠征したレッドバードン(牡3、E・ダンロップ、父レモンドロップキッド)。英ダービー6着、愛ダービー4着の馬です。3着は英ダービーに遠征し、8着だったクロスオブスターズ(牡3、A・ファーブル、父シーザスターズ)。人気を集めていたブノワ騎手騎乗のメクタール(牡3、J・ルジェ、父シーザスターズ)は直線で不利があったように見えました。4着に敗れています。

モントーメルは凱旋門賞に参戦してくるのかどうか、まだ微妙なところ。レッドバードンはひとまず、英セントレジャーを秋の目標にしていくようです。レーシングポスト電子版では上半期のフランスで圧倒的な強さだったルジェ厩舎の馬たちについて、ルジェ師がプランを練っていると伝えています。

仏ダービー馬アルマンゾール仏1000ギニー&仏オークスを制したラクレソニエール。この2頭、凱旋門賞制覇を狙うマカヒキの大きなライバルがどんなローテを組んでくるのか、注目です。アルマンゾールは愛チャンピオンSと英チャンピオンSのダブル制覇を狙うかも…、ということは凱旋門賞は使わないということでしょうか。

オーストラリアの「Racing.com」には「Chautauqua staying put this spring」という記事が出ました。TJスミスSを連覇し、今年、ブラックキャビアライトニングと香港のチェアマンズスプリントを制しているチャタークア(セン5、ホークス、父エンコスタデラゴ)がJRAからオファーが出ていたというスプリンターズSには参戦せず、オーストラリア国内のレースを走ってから、年末の香港スプリントへ向かうということです。

さて、7月前半時点でのロンジンワールドベストホースランキングも出ましたね(http://www.jra.go.jp/datafile/ranking/wrank/201607.html)。

今朝も美浦トレセンで取材でした。14日夜のフランスの事件は本当に心が痛みます。今朝もぐずついた天気でしたが、ホットな取材がいくつかありました。ぜひ週末の日刊スポーツ、手に取ってください。よろしくお願いします!

【木南 友輔】