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海外競馬コラム「キナミのつぶやき」|極ウマ・プレミアム

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[2016年7月5日16時27分更新]

第270回「英国リーディングジョッキー6度の名手、キーレン・ファロンがうつ病の悪化で電撃引退」

ユウ君という名前の助手がいます。トレセンで取材していて知り合って、彼はアイルランドで修行した経験を持っています。他に北海道、それからドバイでも働いたことがある変わったヤツです。彼は言います。「ジョッキーはアイリッシュが最高ですよミック・キネーンジョニー・ムルタ…、それにキアレン・ファロン、かっこいいでしょ?」。

キーレン・ファロン(真ん中のシルバーの勝負服)

キーレン・ファロン(真ん中のシルバーの勝負服)

海外競馬を取材に行って、これまでに行った競馬場のレーシングプログラムをすみずみ見てみないとわかりませんが、たぶん、生で見ているのは1度だけ(※たぶん、他の場所でも見ているですが、覚えてない)。3年前に英セントレジャーを見に行ったとき、レース前のジョッキー紹介に並んでいる中にシブい感じのジョッキーがいました。

「うわっ、キーレン・ファロンだ!」。そんな印象です。全然暴れん坊には見えないけど、ムチャクチャやる感じの人には見えないけど…。年齢を見れば、納得。

4日に引退が報じられました。51歳。理由は「うつ病の悪化」とのこと。イギリスやアイルランドで働いていた経験があって、今は日本で働いている複数の競馬関係者に聞いたら、薬物使用や八百長疑惑というマイナスの面もあったようなのですが、「戦略を立てるのがうまいジョッキー」「根はとても真面目なんです」と賛辞の言葉もありました。

Racing UK」のホームページでは「Kieren Fallon – six of his best rides」というのがあって、過去の名騎乗を見ることができます。05年凱旋門賞、ハリケーンランのイン強襲は勝つとわかってレースを見ていてもドキドキしますね。他のレースを見ていても、ゴールの瞬間で馬が能力を出し切った感じ。これがジョッキーがよく口にする「全能力を発揮させたい」という騎乗なのかなと思います。

【木南 友輔】

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