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[2016年5月23日18時30分更新]
22日、アイルランドで注目のレースがありました。愛1000ギニー(G1、芝1600メートル、カラ)は英1000ギニー覇者で英ダービー参戦まで噂されるマインディング(牝3、A・オブライエン、父ガリレオ)が登場。圧勝するかと思われていましたが、粘るジェットセッティングとの追い比べの末、競り負けるという波乱の結果になりました。
3着馬を10馬身後方においてのデッドヒート。頭差勝ったジェットセッティング(牝3、A・ケートリー、父ファストカンパニー)の鞍上は年明けに日本へ来ていたシェーン・フォーリー。勝ちタイムは1分42秒46。英1000ギニーは9着だった馬。2月に栗東で話したとき、「京成杯を勝ったプロフェットで日本のクラシック、乗りに来ないの?」って言ってみたんですが、そのときは「ビジー」と苦笑いで首を振っていたシェーン。大金星ですね。
レース前までは英ダービー参戦の可能性も残していたマインディングですが、これで英オークスに向かうことが濃厚になったようです。ブックメーカーのオッズでは英オークスはマインディングの1強。英ダービーはユーエスアーミーレンジャー、ウイングスオブデザイアが人気。本場英国のクラシックもオークス、ダービーが近づいてきています。
愛1000ギニーと同じカラ競馬場で行われたタタソールズゴールドカップ(G1、芝2100メートル、22日、出走6頭)はファッシネイティングロック(牡5、D・ウェルド、父ファストネットロック)が快勝です。P・スマレン騎乗で勝ちタイムは2分20秒72。昨年の英チャンピオンSはファッシネイティングロック、前走ムーアズブリッジSはファウンド、そして、3度目の対決となった今回はファッシネイティングロックでした。ザグレイギャッツビーはスクラッチ。
このタタソールズゴールドカップは10ハロン(芝2000メートル)路線のレースで、ロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズSにつながるレースなのですが、レーシングポスト電子版の記事でウェルド師は「いい休養をとってから愛チャンピオンS、凱旋門賞に向けてトレーニングしていく」と。昨年はフリーイーグルで悔しい思いをしていますから、今年はそのリベンジを狙っていくのでしょうか。
火曜(24日)のイスパーン賞からプリンスオブウェールズSに向かう予定のエイシンヒカリ。頑張ってもらいたいですね。23日のサンクルー競馬場ではフランス武者修行の田中博康騎手が騎乗予定。遠く日本から活躍を期待したいと思います!
ケンタッキーダービー、プリークネスSの終わったアメリカでは最後の1冠、ベルモントSへ向けた戦いが始まっています。ブラッドホース電子版には「Exaggerator, Nyquist Set for Belmont Rematch」というタイトルの記事。エグザジャレイターもナイキストもベルモントSに向かいます。プリークネスS2着馬チェリーワインもベルモントSに向かう予定だそうです。
今日は栗東トレセンでダービー出走馬の取材。先週のオークスの反省もしてきました。今日もいい天気でした。週末のダービーまで頑張っていきたいと思います。
【木南 友輔】