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海外競馬コラム「キナミのつぶやき」|極ウマ・プレミアム

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[2016年5月4日16時06分更新]

第210回「ラニがケンタッキーダービー最終追い!ケンタッキーオークスはあの名牝の娘が1番人気」

今週土曜、5月7日に行われるケンタッキーダービー(G1、ダート2000メートル、チャーチルダウンズ)へ向け、日本から遠征中のラニ(牡3、松永幹)が3日(火曜)、最終調整をチャーチルダウンズ競馬場で行いました。ブラッドホース電子版の記事では松永幹師が見守る前で5ハロン61秒の時計を出したようです。1ハロンごとの数字では1ハロン12秒4、2ハロン12秒4、3ハロン36秒6、4ハロン48秒6。きれいにラップを刻んで終えています。

14年のケンタッキーダービー馬カリフォルニアクローム(昨年ドバイにて)

14年のケンタッキーダービー馬カリフォルニアクローム(昨年ドバイにて)

レーシングマネジャーである田中敬太氏の通訳で松永幹師は調整がうまくいっていること、チャーチルダウンズでの調整の工夫、ケンタッキーダービーの観衆の多さは日本の競馬場のファンの多さに慣れているので大丈夫ではないかということ、そして、ラニの精神面の強さを伝えています。

89年のケンタッキーダービー馬サンデーサイレンスの息子ディープインパクト(写真は昨年8月)

89年のケンタッキーダービー馬サンデーサイレンスの息子ディープインパクト(写真は昨年8月)

記事の最後に書かれている松永幹師のコメントを意訳すると、「ケンタッキーダービーに挑戦できるのは大きな名誉であり、その挑戦にふさわしい馬に出会えればと思っていた。非常に難しいことであり、今年はその大きなチャンスをつかむことができました」。UAEダービーに行き、そこで勝って、実現した挑戦。とにかく残り数日、競馬まで無事に行ってほしいと思います。

武豊騎手(キズナで制した13年ニエル賞)

武豊騎手(キズナで制した13年ニエル賞)

ケンタッキーダービー」の公式ホームページのニュースでも書かれているラニの調教。この日、馬場で速い時計を出した出走予定馬はラニのみ、枠順抽選は現地時間の水曜夕方に行われるようですラニの鞍上、武豊騎手は明日、かしわ記念に騎乗。自分は取材に行く予定です。ケンタッキーダービーは現地へ取材に行けませんが、日本の競馬をしっかり伝えるように自分は頑張ります(週末のNHKマイルCは当てます!)。

ダービー前日にはケンタッキーオークス(G1、ダート1800メートル、6日=チャーチルダウンズ)。こちらは先日、怪物牝馬ソングバードの回避がありました(http://guw.nikkansports.com/?p=1897&type=free)。

ダービーに出ていても面白かったくらいの大本命馬の回避というショッキングなニュースはありましたが、代わって浮上してきた主役も華がありますブラッドホース電子版に3日、「Rachel’s Valentina 7-2 Oaks Favorite」というタイトルの記事が掲載されました。

オークスで1番人気になっているのは、名牝レイチェルアレクサンドラの娘、2番子の超良血レイチェルズヴァレンティーナ(牝3、T・プレッチャー、父バーナディーニ)です。母レイチェルアレクサンドラ(父メダグリアドーロ)は09年ケンタッキーオークス2着に20馬身4分の1差をつけて勝利。2馬身じゃなくて、20馬身です。ケンタッキーオークスの次は牡馬相手に3冠競走2冠目のプリークネスSを勝利。ハスケル招待ではサマーバード(日本で今年初年度産駒がデビュー)を破って勝利。同じく歴史的名牝ゼニヤッタとの対戦が熱望された馬でした。

レイチェルズヴァレンティーナはデビュー戦を勝った後、2戦目のスピナウェイSでG1制覇。昨年のブリダーズカップジュベナイルフィリーズでは怪物ソングバードから5馬身4分の3差の2着に入っています。3日行われた枠順抽選で15頭立て11番枠からのスタートが決まっています。今年は日本でも欧州でもアメリカでも名牝の子の活躍が目立っています。

※今週はNHKマイルC(G1、芝1600メートル、5月8日)。「G1番記者」や大好評「G1哲三塾」など日刊スポーツの充実した競馬面を楽しんで下さい。駅売店、コンビニで発売しています。どうぞよろしくお願いします!

 

【木南 友輔】

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