[2016年4月11日19時56分更新]

第177回「ヴィクトワールピサ初年度産駒の桜花賞制覇、海外でも報じられる」

桜花賞から一夜明け、英国のレーシングポスト米国のブラッドホース、どちらの電子版にも「Jeweler」の文字が躍っています。桜花賞はジャパニーズ1000ギニー。海外のホースマンからすれば、決して身近なものではないのですが、Jewelerの父ヴィクトワールピサは11年のドバイワールドカップ覇者。そのヴィクトワールピサが初年度産駒でクラシックホースを出したことは大きく報じる必要があるのだと思います。

ヴィクトワールピサ(昨夏の社台スタリオンステーションにて)

ヴィクトワールピサ(昨夏の社台スタリオンステーションにて)

海外に出て戦うことの意味を考えさせられますね。レーシングポストの記事では社台ファームにいるジュエラーの母バルドウィナのことも紹介されています。「Baldwina is a daughter of Pistolet Bleu – better known as a jumps sire」。バルドウィナ障害用の種牡馬として、よりよく知られているピストレブルーの娘だ、と。

昨年夏に社台スタリオンステーションヴィクトワールピサを見ました。スタリオンの方は「ヴィクトワールピサ自体が完璧なサラブレッドなので、その子はどうしても父親よりも劣って見えてしまうのが難点」と。すごい表現だな、と当時は思ったのですが、ジュエラーは牝馬なのに馬格があって、瞬発力があって、なんとなく、ヴィクトワールピサのいいところが出ているのでしょう。

ブラッドホースの記事では藤岡師の牝馬3冠へ向けた意欲が伝えられ、牝馬3冠の説明がされています。5月22日に優駿牝馬が東京で、9月10日に秋華賞が中山で…。これは赤字(=間違い)ですね。自分もよく間違えるので反省です。9月10日の中山で行われるのは紫苑Sです。

レーシングポストHorse Racing Irelandを見ていると、いいですね、昨日のグランドナショナルを制したルールザワールド・Rule The World(セン9、M・モリス、父スラマニ)が地元マリンガー(アイルランド)の街中を地元の人たちに祝福されながら歩いている姿を見ることができます。

3つの前哨戦が終わったケンタッキーダービー戦線前走フロリダダービーを制して、絶対的な主役のナイキスト(牡3、D・オニール、父アンクルモー)。先週初めに白血球の数値に異常があったと報じられましたが、10日、ブラッドホース電子版の記事では11日からギャロップを行うということ。無事にレースへ向かってほしいですね

初年度産駒からクラシックホースを出したヴィクトワールピサ

初年度産駒からクラシックホースを出したヴィクトワールピサ

今日は築地の日刊スポーツ新聞社で取材の準備。今から美浦トレセンに向かいます。今週は皐月賞ジュエラーと同じヴィクトワールピサ産駒ジョルジュサンクナムラシングンの2頭が出走予定。ジョッキーが吉田隼騎手田辺騎手という関東の勢いがある騎手ってのが魅力です。いい取材をしてこようと思います

※日曜は牡馬クラシック第1弾、皐月賞(G1、芝2000メートル、17日=中山)。太田記者の「G1番記者」など充実の紙面をお届けします。ぜひ、駅売店、コンビニなどで買って下さい!よろしくお願いします!

【木南 友輔】