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[2016年4月2日18時57分更新]
今日は築地の日刊スポーツ新聞社で内勤業務でした。早めに家を出て、ウインズに立ち寄って、昼前に出社して中山と阪神をテレビ観戦。中山5Rは藤田菜七子騎手の騎乗馬が写真判定の末、鼻差の2着。勝つっていうのは難しいことなんだなとあらためて思いました。自分の予想はこれからじっくり反省です。
シドニー(オーストラリア)で行われたザチャンピオンシップスの初日。しびれましたね(※成績やレース映像はレーシングNSW・ニューサウスウェールズのホームページ(http://www.racingnsw.com.au/default.aspx)で右にある「Royal Randwick」のところから見ることができます)。
TJスミスS(G1、芝1200メートル、ロイヤルランドウィック)は最後の直線でドーッと各馬が横に広がる競馬。シドニーのメディア「Sky Racing」でレース動画を見たのですが、最後方から一番外をまわったのがチャタークア(セン5、J・ホークス、父エンコスタデラゴ)でした。直線に入ったときは、うわー、そんなところから…、
届くのかよーーーーーーーーーーーーーーーーーー!一瞬、画面から飛び出すほどに外へ膨れてから、最後はすさまじい追い込みでした。昨年も最後方からゴール寸前での差し切り。応援するには心臓に悪い短距離王です。鞍上はトミー・ベリー(皐月賞でマウントロブソンに騎乗予定)で勝ちタイムは1分10秒10。馬場状態は「ソフト6」でした。今後は5月1日、香港のチェアマンズスプリント(G1、芝1200メートル、シャティン)、それから、6月のロイヤルアスコット遠征が視野に入ってくるようです。
ドンカスターマイル(G1、芝1600メートル、ロイヤルランドウィック)は女王ウインクス(牝4、C・ウォーラー、父ストリートクライ)が勝ちました。直線入り口では馬群の中で厳しい展開に見えましたが、ヒュー・ボウマンが直線でしっかり馬群をさばいて伸びてきました。勝ちタイムは1分35秒27(ソフト6)。
昨年、コックスプレートの映像を見て、「すげーな。この牝馬」と思ってから、ずっとレース映像を見てきていますが、強すぎる。ボウマンもウォーラー師も絶賛。間違いなく、歴史的名牝です。今後は連闘で来週のクイーンエリザベスS(G1、芝2000メートル、9日=ロイヤルランドウィック)に向かうのかどうか。注目が集まります(http://guw.nikkansports.com/?p=919&type=free)。
TJスミスS、ドンカスターマイルの前に行われたオーストラリアンダービー(G1、芝2400メートル)はトミー・ベリー騎乗のニュージーランド産馬、伏兵のタバゴ(セン3、T・バスティン&N・ヤング、父タヴィストック)が好位から直線でインを抜け出して勝利。勝ちタイムは2分33秒67。トミー・ベリー絶好調ですね。2歳のイングリスサイアーズ(G1、芝1400メートル)はザック・パートン騎乗のヤンキーローズ(牝2、D・ヴァンダイク、父オールアメリカン)が快勝。ゴールデンスリッパーの2着馬で勝ちタイムは1分24秒38。
で、「ふーん」とこの日のランドウィック競馬場の成績を眺めていて見つけたのが、2RのCARBINE CLUB STAKES (G3、芝1600メートル)を勝ったヒーズアワロッキー・HE’S OUR ROKKII(セン3、D・ヘイズ、父ロックドゥカンブ)。勝ちタイム1分37秒81。そうです、ニュージーランド産のロックドゥカンブ(父レッドランサム)産駒です。「Breednet」には「First Stakes Winner for Roc De Cambes」(ロックドゥカンブに初めてのステークスウィナー)という記事が掲載されています。
ロックドゥカンブ産駒が重賞を勝って、エンコスタデラゴ産駒がTJスミスSを勝って、そのTJスミスSを10年に勝った牝馬メリトの子が明日のダービー卿CTに登場します。ズバリ、エンコスタデラゴ産駒キャンベルジュニア(牡4、堀)。今週の美浦では「あの馬がハンデ54キロはいいなあ」という他陣営の声も聞きました。最内枠でスムーズな競馬ができれば、好勝負になるでしょう。自分は実績十分、昨年より条件が大きく好転したベテラン関西馬を狙いました。明日は中山競馬場で取材なので、いい思いをしたいです。頑張ります!
大阪杯につながる話題はレーシングポストから。カタールレーシングのレッドヴァース氏が日本のセレクトセールで購入したディープインパクト産駒について語っています。「He’s an expensive horse and looks like an expensive horse. He’s due to be seen out in a maiden very soon」ということでタッチングスピーチの全弟ニューワールドパワー・New World Power(牡3、R・ヴァリアン)は近々デビューのようで楽しみですね。目指せ、英ダービー!(http://guw.nikkansports.com/?p=775&type=free)
【木南 友輔】