[2016年3月24日18時41分更新]

第159回「藤田菜七子騎手初勝利。スター騎手の誕生は売り上げが伸びる要因になる」

今日は美浦トレセンで取材。3月末になって、急に寒さが戻ってきた感じ。南スタンド前の温度計は午前6時に6度だったのが、8時には4度に下がって、冷たい雨が降り始めて…、厳しいコンディションでした。水曜に関東の高松宮記念出走馬は最終追いを終えていましたが、メジャーエンブレムの桜花賞2週前、ヌーヴォレコルトの大阪杯1週前など、今朝も注目の調教がありました。久々にモーリスの姿を見ることもできました。

モー(24日朝、美浦トレセンにて)

モー(24日朝、美浦トレセンにて)

堀厩舎の囲み取材を終え、少し休んで、昼すぎから原稿を書く机に向かいます。他の記者たちとワイワイガヤガヤ、浦和競馬ネット観戦です。藤田菜七子騎手、おめでとうございました。「菜七子番」の柏山自夢記者も現地で喜んでいると思います。今日の日記には「宮記念もいいけど、菜七子もね!」と(http://gud.nikkansports.com/?page_id=27)。詳細は明日の日刊スポーツを買って、読んでいただければ。

リ(24日朝、美浦トレセンにて)

リ(24日朝、美浦トレセンにて)

自分は新聞記者であって、主催者の広報係、広告宣伝係になる気はさらさらありません。それをまず断った上で…、馬券の売り上げが伸びて、それが競馬の発展、スポーツの発展につながればと思って取材をしています。いいと思ったものはいい、悪いものは悪い、と書こうと思っています。

ス!年度代表馬モーリスです!(24日朝、美浦トレセンにて)

ス!年度代表馬モーリスです!(24日朝、美浦トレセンにて)

22日、先週行われた英国の障害競馬の祭典、チェルトナムフェスティバルを振り返るレーシングポスト電子版の記事に「Pendleton factor boosts interest in Foxhunter(ペンドルトンの存在がフォックスハンターへの関心を向上させた)」というものがありました。

当欄でも何度か書いてきましたが、女性で自転車競技の元オリンピック金メダリストで騎手にチャレンジしたヴィクトリア・ペンドルトン。彼女が騎乗したレース、セントジェームズプレイス・フォックスハンターチェイスの売り上げがチェルトナムフェスティバルで行われた28レース中、上位10番に入っていることをブックメーカーのコーラル社が明らかにしたということです(http://guw.nikkansports.com/?p=1747&type=free)。

記事にはベッティングの多かった上位10競走のリストが掲載されています。1位ゴールドカップ、2位チャンピオンチェイス、3位ワールドハードル、4位チャンピオンハードル、5位フォックスハンターチェイス、6位アルバートバートレット・ノービスハードル、7位グランドアニュアル・ハンディキャップチェイス、8位ライアンエアーチェイス、9位シュプリームノービスハードル、10位コーラルカップ。コーラル社のスポークスマンは「The Victoria Pendleton factor was clearly responsible for an increase in betting interest in the Foxhunter Chase(ヴィクトリア・ペンドルトンは明らかにフォックスハンターチェイスの賭けが上昇した理由になっていた)」とコメントしています。

藤田菜七子騎手(写真は3月4日)

藤田菜七子騎手(写真は3月4日)

藤田菜七子騎手のおかげで入場人員、馬券の売り上げがアップしているのは間違いありません(http://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=1613154&year=2016&month=03&day=06http://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=1612021&year=2016&month=03&day=03)。

なぜ、入場人員、馬券の売り上げがアップしたのか。現在、他にも地方競馬や海外競馬には頑張っている女性ジョッキーがいます。彼女が女性だからという理由以外に必ず大事なことがあるはずです。素晴らしいキャラクターの持ち主であること、師匠や関係者のバックアップが素晴らしいこと、積極的に騎乗の機会を与えている川崎、高知、浦和の関係者の尽力、ファンサービス…、今後の競馬界の発展のために考えていかなければいけないな、と思います。

※今週末はいよいよ、ドバイワールドカップデー(26日=メイダン)、そして、国内では今年2回目の中央G1、高松宮記念(G1、芝1200メートル、27日=中京)です。データの神様、栗田文人記者の「G1番記者」、哲三塾など紙面充実の日刊スポーツを!ぜひ、駅売店、コンビニなどで手にとってください!どうぞよろしくお願いします!

【木南 友輔】