[2016年3月18日21時57分更新]

第153回「ソロウ対リアルスティールが見られない…。ドバイターフ展望。ペールギュント産駒!」

昨日(17日)の夜はショックなニュースが…。フランスのマイル王ソロウ(セン6、F・ヘッド、父シングスピール)が連覇のかかるドバイターフ(G1、芝1800メートル、26日=メイダン)を回避するそうで…。レーシングポスト電子版の記事によると、水曜の調教で脚をケガした様子。地元での前哨戦は映像を見たけど、大楽勝だったし、10連勝中の芦毛馬VS日本馬、ディープインパクト産駒リアルスティール(牡4、矢作)がどんな競馬をするのか。あの芦毛馬と日本馬の直接対決が見られることを楽しみにしていたんですが…(※テレビ観戦だけど)。

昨年のドバイターフを快勝したソロウ

昨年のドバイターフを快勝したソロウ

水曜日にドバイレーシングクラブからメールで送られてきたプレスリリースのタイトルは「Likely Fields Released for Dubai World Cup Day 2016」。ワールドカップデーの各競走の想定出馬表、それから調教ゼッケンが見られるページがリンクされていました。

ドバイターフの欄に名前が載っているのは14頭でした。ソロウ(SOLOW)、VERY SPECIAL(牝4、S・ビンスルール、父ロペデヴェガ)、EURO CHARLINE(牝5、M・ボッティ、父マイボーイチャーリー)、THE CORSICAN(牡5、D・シムコック、父ガリレオ)、リアルスティール(REAL STEEL)、TRYSTER(セン5、C・アップルビー、父シャマーダル)、FLAMBOYANT(セン5、P・ギャラガー、父ペールギュント)、GABRIAL(セン7、R・フェイヒー、父ダークエンジェル)、FORRIES WALTZ(牡4、M・デコック、父グレイズイン)、FARRIER(セン8、S・シーマー、父タピット)、GHAAMER(セン6、A・アルライヒ、父ハードスパン)、ERTIJAAL(牡4、M・デコック、父ハードスパン)、HARRY’S SON(牡4、P・ラファティー、父ハラダサン)、BASATEEN (セン4、D・ワトソン、父テオフィロ)。

昨年のクイーンアンSではエイブルフレンドに圧勝したソロウ

昨年のクイーンアンSではエイブルフレンドに圧勝したソロウ

簡単に分析すると、前哨戦のG1ジェベルハッタから4頭(1着TRYSTER、2着FARRIER、3着ERTIJAAL、4着HARRY’S SON)が出てきます。1月末に同舞台で行われたG2アルラシディヤC・スミヨン騎乗で勝っているのが、FORRIES WALTZ(そのときの2着がERTIJAAL)。BASATEENは前走ハンデ戦を勝ったばかりで格下な感じ。2月末のザビールマイルで2着だったのが、GHAAMER

ユーロシャーリーン(EURO CHARLINE)は昨年の4着馬。そのユーロシャーリーンを今月3日に行われた牝馬限定の前哨戦、G2バランシーンで破っているのがベリースペシャル(VERY SPECIAL)となります。ガブリエル(GABRIAL)は英国のマイラーで昨年のサセックスSクイーンエリザベス2世Sでそれぞれソロウの3着に入っています。どちらも3馬身以内にはいるので侮れないかも。

昨年のプリンスオブウェールズS。大外のピンクの勝負服がザコルシカン

昨年のプリンスオブウェールズS。大外のピンクの勝負服がザコルシカン

楽しみ…、というか、不気味なのが、THE CORSICANFLAMBOYANTです。前者のザコルシカン(THE CORSICAN)は忘れもしない、昨年のプリンスオブウェールズS4着馬。アスコットのゴール前で外からスピルバーグを抜き去っていった馬です。出てくれば昨年の英チャンピオンS6着以来になりますが、一発の魅力は秘めている。後者のフランボヤンフランス産馬で現在はアメリカ調教馬。そして、何といっても〝日本の橋口弘次郎厩舎で走ったペールギュントの産駒〟なのです。サンデーサイレンス系です。今年に入ってサンタアニタのG2を連勝中ですから怖い存在。ドバイに強い橋口厩舎の遺伝子がその体に流れているかも。

橋口先生(昨年のドバイにて)

橋口先生(昨年のドバイにて)

週の半ばに春の香港遠征の招待受諾が発表になって、週末になってからはエイシンヒカリの欧州遠征というニュースも聞こえてきました(http://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=1618454&year=2016&month=3&day=18)。世界中で平地競馬が本格的にシーズンインです!今週末は3日間開催!日刊スポーツをどうぞよろしくお願いします!

【木南 友輔】