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海外競馬コラム「キナミのつぶやき」|極ウマ・プレミアム

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[2016年3月8日19時57分更新]

第143回「愛のジェセフ・オブライエン騎手が引退、調教師転身へ」

12年愛ダービー。レースに向かうジョセフとキャメロット

12年愛ダービー。レースに向かうジョセフとキャメロット

アイルランドジェセフ・オブライエン騎手(22)が今シーズンの騎乗はせず、ジョッキーを辞め、調教師に集中することになりました。7日、レーシングポスト電子版が伝えています。アイルランドの天才トレーナー、エイダン・オブライエン調教師の息子。日本人のホースマンが多数働いていたバリードイル(アイルランドのクールモアグループの調教場)で近年は主戦騎手を務めていました。2度のアイルランドチャンピオンジョッキーに輝き、13年にはミック・キネーンの記録を上回る年間123勝の記録を樹立しました。

12年愛ダービー当日、馬場を歩くオブライエン陣営。一番右がジョセフ

12年愛ダービー当日、馬場を歩くオブライエン陣営。一番右がジョセフ

自分が初めてアイルランドに行った4年前、アイルランドダービーを制したキャメロットの鞍上がジョセフでした。初めて行ったカラ競馬場。レース開始の4、5時間前に到着してガラーンとしたスタンドやパドックを見ていたら、最初のレースが始まる前に馬場を歩くバリードイルの集団。そのなかでもヒョロリと長身の人がジョセフでした。父の管理する馬に多く騎乗し、3歳馬が凱旋門賞に出てくるときは乗り替わり。ジョッキー引退の大きな理由は減量苦ではないかと思われます。アイルランドで働いていた知人の方も「ジョセフは調教師になるでしょう。そのための調教場もすでにありますから」と話していました。

13年英セントレジャー、レース前に馬場を歩き、インタビューに応じるジョセフ

13年英セントレジャー、レース前に馬場を歩き、インタビューに応じるジョセフ

13年英セントレジャーを制したジョセフとリーディングライト

13年英セントレジャーを制したジョセフとリーディングライト

3冠制覇まであと一歩のところだったキャメロットとのコンビでは11年レーシングポストトロフィー、12年英2000ギニー、英ダービー、愛ダービーを無敗で制しました。ウィジャボードの子オーストラリアで14年に2度目の英ダービー制覇。日本のファンにとって、1番印象に残るレースは13年のドバイシーマクラシックでしょう。セントニコラスアビーに騎乗し、日本の3冠牝馬&ジャパンC覇者ジェンティルドンナを破っています。

ジョセフとオーストラリア(13年9月、レパーズタウン競馬場にて)

ジョセフとオーストラリア(13年9月、レパーズタウン競馬場にて)

まだエイダンもバリバリの現役調教師です。その背中を見て、数々の名馬に騎乗してきた息子ジョセフはどんな馬を育てていくのでしょうか。

【木南 友輔】

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