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海外競馬コラム「キナミのつぶやき」|極ウマ・プレミアム

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[2016年2月5日18時22分更新]

第110回「ドバイラウンド2はフロステッド5馬身差快勝!ホーリング死す」

ゴドルフィン!(昨年ドバイにて)

ゴドルフィン!(昨年ドバイにて)

4日にドバイメイダン競馬場で行われたアルマクトゥーム・チャレンジ・ラウンド2(G2、ダート1900メートル)は地元ゴドルフィンフロステッド(牡4、マクローリン、父タピット)が5馬身差の圧勝。勝ちタイム1分56秒67はコースレコード。鞍上はW・ビュイックでした。好スタートを決め、逃げ馬を見る形で2番手。その外からプレイヤーフォーリリーフ(牡8、M・デコック、父ジャンプスタート)のC・スミヨン騎手が終始プレッシャーをかけて徹底マークしていたのですが、まったく相手にしなかった。直線を向く前に振り切って、鞍上が追い出しを開始すると、最後は独走。この結果を受けて、イギリスのブックメーカーはドバイワールドカップ(G1、ダート2000メートル、3月26日=メイダン)へ向け、カリフォルニアクロームと差のない2番人気にオッズを修正しました。マクローリン師は07年にインヴァソールでドバイワールドカップを制しています。間違いなく日本馬の強敵ですね。

ムブタヒージ(昨年のUAEダービーにて)

ムブタヒージ(昨年のUAEダービーにて)

もう一戦、ファイアブレイクS(G3、ダート1600メートル)の方は昨年のUAEダービームブタヒージ(牡4、M・デコック、父ドバウィ)ががっかりの5着。スミヨンが騎乗し、好位馬群で競馬を進めていましたが、直線はすぐ前を走っていたコンフロンテーション(セン6、マクローリン、父ウォーパス)に突き放されてしまいました。結局、先行馬2頭をコンフロンテーションが差し切って勝利。この馬もゴドルフィンの馬で鞍上はビュイック。勝ちタイムは1分37秒37です。昨年、日本馬3頭が挑んだUAEダービーを8馬身差でぶっちぎったムブタヒージですが、巻き返しはあるのでしょうか。アルマクトゥーム・チャレンジ・ラウンド1(G2、ダート1600メートル)を勝ったルバーナディン(牡7、アルラシッド・アルライヒ、父バーナディーニ)は4着。ゴドルフィンの公式ホームページの記事によると、フロステッドと同じ調教師が管理するコンフロンテーションは今後ゴドルフィンマイル(G2、ダート1600メートル、3月26日=メイダン)に向かうということです。

ドバウィ(昨年6月、ダルハムホールスタッドにて)

ドバウィ(昨年6月、ダルハムホールスタッドにて)

さて、ドバイ、ダーレーということで共通のニュース。ギリス・ニューマーケットダルハムホールスタッドで火曜(2日)にホーリングが死んだことが報じられています。25歳。昨年の英ダービー2着、愛ダービー馬ジャックホブス(牡4、J・ゴスデン)の父。3日のレーシングポスト電子版では「Darley stalwart Halling dies at the age of 25」というタイトルの記事が掲載され、現役時に管理したS・ビンスルール師の言葉が載った記事もありました。

国旗を持つ少女たち(昨年のドバイワールドカップデー)

国旗を持つ少女たち(昨年のドバイワールドカップデー)

現役時の成績が面白いです。3歳時は英国でデビューし、冬はドバイのナドアルシバ競馬場でレース。4歳だった95年のコーラルエクリプスSシングスピールを破ってG1初制覇。その後、英インターナショナルSを快勝し、海を渡って、ベルモントパーク競馬場で行われたBCクラシックシガーに完敗。96年は一戦たたいてから、第1回のドバイワールドカップ(ダート2000メートル、ナドアルシバ)に参戦。もちろん、アメリカの名馬シガーが制したレースで日本から参戦したライブリマウントが6着。ホーリングは10着でした。鞍上はフランキー・デットーリ。そこから、5月にフランスのイスパーン賞(ロンシャン)でG1・3勝目、コーラルエクリプスS、英インターナショナルSを連覇。ラストランは96年の英チャンピオンS2着です。

バウンスシャッセと田辺騎手

バウンスシャッセと田辺騎手

日本とのつながりで見るなら、産駒はほとんど走っていませんが、母の父としてバウンスシャッセ(牝5、藤沢和、父ゼンノロブロイ)を出しています。14年フラワーC、15年中山牝馬S、16年愛知杯3年連続重賞制覇。オークス3着の実力もそうですし、皐月賞(11着)に挑んだことも、この馬の魅力であり、藤沢和師の期待の大きさではないかと思います。母リッチダンサーはバウンスシャッセ以外の子もホーカーテンペストフロアクラフトメリーモナークがすべて勝ち上がり。今週は登録しませんでしたが、ムーンクエイク(牡3、藤沢和、父アドマイヤムーン)がデビュー間近です。現2歳にはバウンスシャッセの全妹がいて、同じキャロットファームで募集され、すでに満口となっています。

最後に…、先週日曜に香港でセンテナリースプリントCを勝ったエアロヴェロシティ(セン7、オサリバン、父ピンズ)が今年も高松宮記念(G1、芝1200メートル、3月27日=中京)参戦へ前向きであることを4日、香港のサウスチャイナモーニングポスト紙などが報じています。本当に来るのかなあ。

※今週は東京新聞杯(G3、芝1600メートル、7日=東京)、きさらぎ賞(G3、芝1800メートル、7日=京都)が行われます。ぜひ、駅売店、コンビニなどで日刊スポーツを!よろしくお願いします!

【木南 友輔】

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