[2016年1月12日18時59分更新]

第87回「藤井勘一郎騎手、シンガポールで活躍中!」

藤井勘一郎騎手(写真は昨年8月の門別にて)

藤井勘一郎騎手(写真は昨年8月の門別にて)

藤井勘一郎騎手が10日、シンガポールのクランジ競馬場の4R(オールウェザー1200メートル、11頭立て)で今年初勝利を挙げました。騎乗したのはインボッカアルーポ(牝4、高岡秀行、父スウェプトオーヴァーボード)で勝ちタイムは1分13秒09。母レディセラヴィ、母の父アグネスタキオン、社台ファーム生産…、そう、日本産馬です。13年のセレクトセール1歳部門で525万円で取引され、海を渡っています。「シンガポールターフクラブ」の公式ホームページで「藤井勘一郎騎手、2016年初勝利」の記事を読むことができ、藤井騎手も自身のブログで関係者への感謝の言葉と喜びを語っています。

クランジ駅を出ると、クランジ競馬場です

クランジ駅を出ると、クランジ競馬場です

施設を案内してくれた後、「僕の写真はいいよ」と厩舎に帰っていく高岡師

施設を案内してくれた後、「僕の写真はいいよ」と厩舎に帰っていく高岡師

シンガポールでたくさんのタイトルを獲得している高岡厩舎

シンガポールでたくさんのタイトルを獲得している高岡厩舎

自分は11年のシンガポールゴールドカップ、14年のシンガポール航空国際Cの2度、クランジ競馬場へ行っています。一昨年はレース翌日の朝、高岡師に厩舎や坂路、プールなど調教施設を案内していただきました。スタンドでコーヒーをごちそうになり、飲んでいるとき、高岡師が「藤井勘一郎には会ったことある?」と…。「いえ、まだお会いしたことはないです」と答えると、「彼はすごい。世界のどこに行っても大丈夫な日本人ジョッキーだよ」とおっしゃっていたことをよく覚えています。日本産馬を中心に、南半球産馬の多いシンガポールで勝負している高岡師。ステイゴールドブラックタイドが種牡馬としてブレイクする前にその産駒を評価されている先見の明がすごいな…、自分はそう思っています。かつて、管理していたエルドラド(ステイゴールド産駒でシンガポールゴールドカップ3勝の名馬)を天皇賞・春に予備登録したことも…。当時のことを聞いたら、「レーティングが足りなかったんだよ」とおっしゃっていました。今年の藤井騎手高岡厩舎のさらなる活躍を期待しています。

早朝、調教時間帯のクランジ競馬場

早朝、調教時間帯のクランジ競馬場

調教スタンドで調教を見守る関係者たち

調教スタンドで調教を見守る関係者たち

さて、今週は中山で京成杯(G3、芝2000メートル、17日)、京都で日経新春杯(G2、芝2400メートル、17日)、中京で愛知杯(G3、芝2000メートル、16日)。頑張らなきゃ…。昨日の朝、日刊スポーツの野球面を読んでいたら、元競馬担当、現在はプロ野球を担当するタケシ君がルーキーの記事で面白い記事を書いていたのでメールしました。すぐに返信があって、「伸びしろですねー!」とめっちゃ、ハイテンション。続けて、「昨日(10日)の京都新馬戦で勝ったロッテンマイヤー(牝3、池添学)、僕の出資馬なのでよろしくお願いします」と…。祖母ビワハイジ、近親ブエナビスタジョワドヴィーヴルトーセンレーヴの良血馬ですね。立て続けに、「桜花賞の日の予定を空けておきました!」とタケシ君。果たして、そんな簡単に休みをもらえるのでしょうか?

【木南 友輔】