1. HOME
  2. 海外競馬
  3. キナミのつぶやき
  4. 第77回「世界中で伝えられたフジキセキの死」

海外競馬コラム「キナミのつぶやき」|極ウマ・プレミアム

2019年7月
« 6月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
更新
随時

[2015年12月30日19時24分更新]

第77回「世界中で伝えられたフジキセキの死」

28日にフジキセキ(牡23)の死が伝えられました。10年に種牡馬を引退後、社台スタリオンステーションで功労馬として穏やかな余生を過ごしていたということです。英国でもアメリカでも、このサンデーサイレンス初年度産駒(ファーストクロップ)の死が伝えられています。 今年の夏、社台スタリオンステーションを取材したときは、その後継種牡馬をじっくりと見させてもらいました。

フジキセキ産駒の種牡馬ダノンシャンティ

フジキセキ産駒の種牡馬ダノンシャンティ

フジキセキ産駒の種牡馬キンシャサノキセキ

フジキセキ産駒の種牡馬キンシャサノキセキ

98年から03年の5年間はオーストラリアのアローフィールドスタッドでシャトル供用されたフジキセキ。日本で走った馬以外でもしっかりとその血を残しています。代表産駒は南アフリカで活躍し、08年のドバイシーマクラシックを制したサンクラシーク。母の父としては今年3月のG1ドンカスターマイルを制したカーマデック、13年のBTCカップ覇者ユアソング、10年のシュウェップス1000ギニー馬ヨウセイ。アメリカのブラッドホース紙電子版が「フジキセキの母ミルレーサーは89年のキーンランド・ノベンバーセールで19万ドルで社台ファームに買われた」と書いているのを読むと、なるほど、サンデーサイレンスもアメリカで走った馬だし、フジキセキのお母さんもアメリカで買われた馬…、日本の生産者、ホースマンは海外から買ってきたサラブレッドの血を立派に繋いだのだな、と気付きます。

メルボルンCを制した女性のM・ペイン騎手はヨーセイの主戦ジョッキー

メルボルンCを制した女性のM・ペイン騎手はヨウセイの主戦ジョッキー

3年前、ニューマーケットの競馬博物館で買った欧州サイアーラインポスターにもFujikesekiの名はありました

3年前、ニューマーケットの競馬博物館で買った欧州サイアーラインポスターにもFujikisekiの名はありました

「そうさ」。今朝の美浦トレセン、国枝師と2人で厩舎へ向かって歩きながら、有馬記念当日の新馬戦で勝ったサトノキングダムが「海外で記事になっている」という話題になりました。サトノキングダムの半兄はアニマルキングダム。アニマルキングダムが11年のケンタッキーダービーを勝つ以前の09年12月、英国・タタソールズ社の繁殖セールで社台ファームが23万ギニーで母ダリシアを購入しています。「俺はいつもブラッドホースを読んでいるんだけど、載ってたよな。自分の名前もSAKAE KUNIEDAってあるけどさ、ホームページの自分の名前をクリックしても何もないもんな。俺ももっともっと頑張らないとね」と国枝師。自分にできることはその物語を取材して報じること、それからフジキセキ産駒の出るレースの予想をしっかり当てること…、でしょうか。

30日朝の美浦トレセンです。今年もあとわずか。頑張りますので、ぜひ新聞買って下さい!

30日朝の美浦トレセンです。今年もあとわずか。頑張りますので、ぜひ新聞買って下さい!

【木南 友輔】

「キナミのつぶやき」過去の記事

一覧へ