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海外競馬コラム「キナミのつぶやき」|極ウマ・プレミアム

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[2015年11月26日11時22分更新]

第55回「奥野VS木南のJC激論番外編~③頑張れ4歳」

奥野庸介氏と木南が24日付の「日刊スポーツ」紙面でジャパンC対談を行いました。その続き…、掲載しきれなかった番外編です。
奥野氏 サウンズオブアースはどうでしょう。昨年の菊花賞はあの高速決着で最も速い上がりを使ってきた。

木南 その菊花賞で3着だったゴールドアクターもアルゼンチン共和国杯を勝った(※有馬記念に参戦予定)。

ドバイシーマクラシックで3着に入ったワンアンドオンリー

ドバイシーマクラシックで3着に入ったワンアンドオンリー

奥野氏 今の4歳世代というのはまだ天井を見せていないところがあります。去年ハイレーティングをもらったのはトゥザワールドで、有馬記念2着が牡馬クラシック3冠のそれぞれの勝ち馬よりも高い評価をもらった。

木南 皐月賞馬イスラボニータ、ダービー馬ワンアンドオンリー、菊花賞馬トーホウジャッカル…、その後にG1を勝てていませんが、この世代にも頑張ってほしい。

奥野氏 やはり良馬場になれば勝つのは日本の馬だと思うんですよ。問題は少し時計がかかったとき。外国馬が馬券の対象まで来る可能性はあると思いますね。

木南 少し話は変わりますが、今回のJCに名前はないですが…、サトノクラウンが今年のダービーで3着にきて、ああいうサンデーサイレンスのまったく入ってない血統でも東京2400メートルのG1で好勝負できるのだなと…。

奥野氏 サトノクラウンは走り方が府中コース向きなんですよね。今年のJCにやってきた外国馬は血統的に興味深いものがあります。

木南 父も母父も…。

奥野氏 イトウのお父さんはサドラーズウェルズ系、トリップトゥパリスとナイトフラワーはデインヒルの系統。デインヒルというのはとにかく力が強いのが特徴でそれが日本の馬場には向いていないんですが、力の必要な香港やオーストラリアにいくと強い血統。

今年6月、ニューマーケットのダルハムホールスタッドで生ドバウィを見せてもらいました

今年6月、ニューマーケットのダルハムホールスタッドで生ドバウィを見せてもらいました

木南 イラプトの父は注目のドバウィです。

奥野氏 今年抜群に成績が良くて、英愛の種牡馬リーディングで2位になりました。イラプトについては本当に馬がフレッシュな状態で来ているのでは、と思いますね。母の父は日本のファンにもなじみのあるビッグネーム。ファンタスティックライト、パントレセレブル、タイガーヒル。イラプトの母の父カーリアンはフサイチコンコルドを出しています。

木南 トリップトゥパリスはメルボルンで見てきた印象は2戦ともうまく立ち回った感じ。

奥野氏 コーフィールドCは一番目立つ脚を使ったのかなと…。今年に入って、もうかなりの数のレースを使っていますね。コーフィールドCの走りなら2400メートルは守備範囲かなと思いました。

木南 レッドカドーもそうですが、この馬も本当に落ち着いていた。遠征向きの馬という印象です。

奥野氏 ジャパンCが11戦目。ダンロップ師はどんな馬を日本に連れてくればいいかわかっている。そして、ヨーロッパのステイヤーはジャパンCで穴になりますから。

木南 レッドカドーが安楽死というショッキングなニュースもありましたが…。

奥野氏 そうですね。トリップトゥパリスはオーストラリアからの輸送で競馬に挑むわけですし、状態を直前までチェックしたいですよね。海外メディアではメルボルンCで脚を少し痛めたような情報もありましたので…。

木南 直前まで見たいですね。(続く)

【木南 友輔】

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