[2015年11月26日11時20分更新]

第54回「奥野VS木南のJC激論番外編~②BCとJC」

奥野庸介氏と木南が24日付の「日刊スポーツ」紙面でジャパンC対談を行いました。その続き…、掲載しきれなかった番外編です。

今年6月、プリンスオブウェールズSに挑んだスピルバーグ(アスコット競馬場にて)

今年6月、プリンスオブウェールズSに挑んだスピルバーグ(アスコット競馬場にて)

奥野氏 日本の馬はやはり4、5頭に人気が分かれるんでしょうか。

木南 人気は宝塚記念、天皇賞・秋を勝っているラブリーデイ、それからオークス、秋華賞を勝ったミッキークイーン…、池江厩舎の2頭が今回は人気になると思います。「2強」という形かも。

奥野氏 ラブリーデイは強いですね。天皇賞は前半力んでいて、最後にあれだけ脚を残していたってのはすごい。

木南 ここまでの戦績は中山金杯を勝ったときは想像できなかった。

奥野氏 「今回JCに出てくる日本馬で今年の凱旋門賞に出ていたら」と聞かれれば、ミッキークイーンでしょうか。面白かったんじゃないですかね。当然、先日のエリザベス女王杯に出ていれば勝ち負けだったでしょうし…。

ニューマーケットで車道を横断するスピルバーグと北村宏騎手

ニューマーケットで車道を横断するスピルバーグと北村宏騎手

木南 天皇賞・秋の前日がBCクラシック、BCターフでした。今年はキーンランドで地理的な問題もあったけど…、ラブリーデイは宝塚記念を勝った直後に選択肢としてBCターフがありましたが、天皇賞の勝ちっぷりを見ると、いやー、見てみたかった。

奥野氏 それはやっぱり、みんな見てみたいんですよ。BC開催はカジノドライヴ、トレイルブレイザーのあとはいないですよね。アメリカは薬の問題などがあって行きづらい国。アメリカが今、許している薬を禁止すればいいんだけど。BCも敗れたゴールデンホーンはそれが勝ち負けに影響したかはわからないが、薬を使わなかった。ちょっと考えさせられました。

木南 個人的にはスピルバーグがいなくなって…。イギリス取材の旅費をあの馬の馬券でなんとか取り返したかったんです。除外対象ですが、一緒にアスコットへ行ったスーパームーンが出られないかな、と思ってるんですが。

ニューマーケットで調教中のスピルバーグ(左)とスーパームーン。手前は藤沢和師

ニューマーケットで調教中のスピルバーグ(左)とスーパームーン。手前は藤沢和師

奥野氏 アスコットのコースは厳しいですよね。スピルバーグのプリンスオブウェールズSは大負けしたわけではないですが、あそこで置かれてしまうのがあのコースの怖さでしょう。

木南 ワンアンドオンリーもドバイで見たときはこのメンバーで3着ならヨシヨシ楽しみだと思った。香港のデザインズオンローム、アメリカのメインシークエンス、フリントシャー、ドルニヤがいて、ここで3着に粘るなら…、と。その後があまりにも…。

今年3月のドバイシーマクラシック。スミヨン騎手騎乗のドルニヤが制し、2着フリントシャー、3着ワンアンドオンリー

今年3月のドバイシーマクラシック。スミヨン騎手騎乗のドルニヤが制し、2着フリントシャー、3着ワンアンドオンリー

奥野氏 ちょっとスランプなのかなあ。天皇賞も好位からズルズル下がっていったので。

木南 自分の予想もちょっとスランプ気味で…。(続く)

【木南 友輔】