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海外競馬コラム「キナミのつぶやき」|極ウマ・プレミアム

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[2015年10月16日12時34分更新]

第28回「英愛最強2歳馬エアフォースブルーと藤沢和師」

6月、スピルバーグの取材で向かった英国、ロイヤルアスコット開催で「シェーンメーアの弟がすごいんだって」という話題になりました。藤沢和厩舎の外国産馬シェーンメーア(セン5、藤沢和)。藤沢和厩舎が好きな人、POG(ペーパーオーナーゲーム)が好きな人は知っている馬だと思います。デビュー前は評判の外国産馬でした。

 

そのシェーンメーアの弟、アイルランドのエイダン・オブライエン師が管理するエアフォースブルー(牡2、父ウォーフロント)はロイヤルアスコット開催初日、2RのコヴェントリーS(G2、芝1200メートル)に出走し、ライアン・ムーア騎乗で2着に敗れました。

ロイヤルアスコット開催初日に行われたコヴェントリーS。先頭集団を引っ張る紺色の勝負服がエアフォースブルー(左、2着)

ロイヤルアスコット開催初日に行われたコヴェントリーS。先頭集団を引っ張る紺色の勝負服がエアフォースブルー(左、2着)

あれから4カ月弱、10日に英国、ニューマーケット競馬場で行われたデューハーストS(G1、芝1400メートル)に出走したエアフォースブルーはこのレースを快勝。8月のフェニックスS(G1、芝1200メートル、カラ)、9月のヴィンセントオブライエン・ナショナルS(G1、芝1400メートル、カラ)に続く破竹のG1・3連勝で来年の英愛2000ギニー最有力候補になっています。

 

現在5戦4勝2着1回のエアフォースブルー。デューハーストSの過去の勝ち馬には06年の英ダービー馬サーパーシー、08年の英ダービー馬ニューアプローチ、それに11年の英2000ギニーを勝った怪物フランケルなどがいます。管理するオブライエン師は大絶賛。レーシングポストに載ったライアン・ムーアはものすごい笑顔で「6月に乗ったときから進化している。今まで騎乗した2歳でこの馬以上の馬を考えるのは簡単ではない」とたたえています。

 

今朝の美浦トレセン、藤沢和師にエアフォースブルーの話題を振ってみました。「なあ。すごいよな」と瞳を輝かせ、「でも、シェーンメーアも本当にいい馬なんだよ。あの馬も初戦で受けた不利がなあ…、不利を受けて騎手が引っ張る形になったんだ。あれで馬が少しおかしくなってしまったんだ」と渋い顔。それからまた、「オブライエンのところの馬はウォーフロントでこっちはアーチ。種牡馬が違うけど、シェーンメーアもいい馬。今週走るんだ(日曜東京6Rに出走)、頑張ってもらおう」と藤沢和師は意気込んでいました。

ロイヤルアスコット開催初日、コヴェントリーSのゴールシーン

ロイヤルアスコット開催初日、コヴェントリーSのゴールシーン

シェーンメーアとエアフォースブルーはともにアメリカ産馬。その半弟(牡1、父レモンドロップキッド)は先月、アメリカで行われたキーンランド・セプテンバー・イヤリング(1歳)セールで日本の社台ファームが購入しています。来年の2歳戦では日本の競馬場をわかせてくれるかもしれません。

 

※今週末は秋華賞(G1、芝2000メートル、18日=京都)。日刊スポーツの競馬面では柏山自夢記者の「G1番記者」を好評連載中です。ぜひ読んで下さい!

【木南 友輔】

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