海外競馬コラム「キナミのつぶやき」|極ウマ・プレミアム

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[2017年9月16日18時58分更新]

第519回「ウインクスが20連勝!今夜は英セントレジャーに愛ダービー馬カプリ登場!仏は最後の前哨戦」

先週は土曜の愛チャンピオンSをデコレーテッドナイトが勝利。同日のメイトロンSではウインターがまさかの敗戦。日曜はコリアスプリントで武豊騎手グレイスフルリープが快勝し、コリアCでロンドンタウン、クリソライトがワンツー。夜のシャンティイではニエル賞をクラックスマンが勝利、ヴェルメイユ賞をバティールが勝利(※2年連続JC参戦イラプトのグラファール厩舎)、フォワ賞はチンギスシークレットが押し切って、サトノダイヤモンド、サトノノブレスが失速…、盛りだくさんでした。

さて、台風接近、上陸の今週は中山と阪神で3日間開催。

今日はオーストラリア、シドニーでウインクスが走りました。ロイヤルランドウィック競馬場のジョージメインS(G1、芝1600メートル)、後方待機から直線は大外を伸びて、あっさり差し切り。今シーズンになって、ここ2戦はヒヤヒヤの差し切りでしたが、今日は最後に鞍上のボウマンが流す余裕がありました。今後はもう1戦、シドニーで走ってから、3連覇のかかるコックスプレートに向かうことになるようです。

今夜は欧州でも見逃せないレースが…。

英セントレジャーの行われるドンカスター競馬場(リーディングライトが制した13年に撮影)

クラシック最終戦の英セントレジャーには愛ダービー馬のカプリ(牡3、A・オブライエン、父ガリレオ)が登場します。エプソムの英ダービーはウイングスオブイーグルスの6着でしたが、続くカラの愛ダービーは相当しぶとく脚を使い、最後はクラックスマンの強襲を首差振り切っています。そのクラックスマンがグレートヴォルティジュールSとニエル賞の圧勝で注目を浴びている。今夜のカプリ、超注目です。

英セントレジャーは基本的には近年、凱旋門賞に直結するレースではないのですが、何が起こるかわからないのが競馬。

カプリの前に立ちはだかるのは、マイケル・スタウト厩舎のクリスタルオーシャン(牡3、父シーザスターズ)、前走G1グッドウッドカップでビッグオレンジを破ったストラディヴァリウス(牡3、J・ゴスデン、父シーザスターズ)、英セントレジャーの鬼アッゼニが騎乗するデフォー(牡3、R・ヴァリアン、父ダラカニ)、

そして、凱旋門賞で圧倒的な人気となっているエネイブルの前走ヨークシャーオークスで2着、今回はフランキー・デットーリが騎乗するコロネット(牝3、J・ゴスデン、父ドバウィ)。11頭立ての予定ですが、カプリはどんな競馬をするのか。勝ったときは凱旋門賞に出てくるのか、鞍上は誰になるのか…、注目です。

フランスではメゾンラフィット競馬場で3歳馬のプランスドランジュ賞(G3、芝2000メートル)。13年に仏ダービー馬アンテロがこのレースを勝って凱旋門賞3着(2着オルフェーヴルとは首差)。今年は6頭立て。戦績に傷の少ない素質馬がそろっています。

母ダリヤカーナ、スミヨン騎乗、アガカーンのドゥヴァマニ(牡3、ロワイエデュプレ、父ドバウィ)、ルジェ厩舎でブノワ騎乗、アルシャカブレーシングがオーナーで前走米国アーリントンのG1セクレタリアトS3着だったアファンダム(牡3、父ゾファニー)、仏ダービー3着で前走ギョームドルナーノ賞7着大敗、ペリエ騎乗のレコレト(牡3、ラフォンパリアス、父ウィッパー)、

ゴドルフィン、C・デムーロ騎乗で前走リステッド競走を勝っているベイオブポエッツ(牡3、C・アップルビー、父ロペデヴェガ)、そのリステッド競走3着のヴォルフォンゴ(牡3、F・ヘッド、父ダッチアート)、母がサンクルー大賞覇者、仏ダービー最下位以来でデビュー4戦目のプリュマティック(牡3、A・ファーブル、父ドバウィ)。ここから凱旋門賞に挑んでくる馬がいるかもしれません。

ワンフットインヘブン(昨年の凱旋門賞パドックにて)

同じく、今夜メゾンラフィットで行われる古馬の重賞、メゾンラフィット杯(G3、芝2000メートル)には昨年の凱旋門賞6着、香港ヴァーズ3着のワンフットインヘブン(牡5、ロワイエデュプレ、父ファストネットロック)が出走。ここが秋初戦で、レース内容、今後が注目です。

【木南 友輔】

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