海外競馬コラム「キナミのつぶやき」|極ウマ・プレミアム

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[2017年6月25日12時56分更新]

第498回「ロイヤルアスコット後半~ゴールドカップはビッグオレンジが金星!ディープ産駒が歴史的勝利」

火曜から土曜までの5日間開催になっている英国王室主催のロイヤルアスコット。

3日目の木曜日はステイヤーのナンバーワンを決めるアスコットゴールドカップ(G1、芝4000メートル)。大本命のオーダーオブセントジョージを破ったのは、ビッグオレンジ。鞍上はジェームズ・ドイル。直線のゴール前はライアン・ムーア騎乗のオーダーオブセントジョージの強襲をなんとかしのぎきりました。大金星です。勝ちタイムは4分22秒40。

オーダーオブセントジョージから6馬身遅れた3着が昨年の英セントレジャー覇者ハーバーロウ。6着シェイクザイードロード。12着クエストフォーモア、13着トリップトゥパリス、14着シンプルヴァース。

ハンデキャップ戦のキングジョージ5世Sではフランケル産駒アッティーパーッスが勝ったのですが、アスコットの芝2400メートル戦で3馬身差の快勝。これがフランケル産駒のロイヤルアスコット初勝利になりました。ゴドルフィンの馬で戦績は4戦3勝2着1回、次走は未定。

4日目、金曜日は最初のレース、2歳牝馬の重賞アルバニーS(G3、芝1200メートル)をディファレントリーグが勝利。フランス生産馬で父はダビルシム、その父は日本で活躍したハットトリック。その父はサンデーサイレンスです。

3歳馬のスプリント王を決めるコモンウェルスC(G1、芝1200メートル)はバリードイルのカラバッジョが勝利。スキャットダディ産駒で戦績は6戦無敗となっています。鞍上はライアン・ムーア。

3歳牝馬のコロネーションS(G1、芝1600メートル)はウインターが英愛1000ギニーに続くG1・3連勝。鞍上はライアン・ムーア。

3歳牝馬の長距離戦、クイーンズヴァース(G2、芝2800メートル)には日本生まれのディープインパクト産駒が2頭出走。13頭立てで12、13着でした。12着は母ピーピングフォーンのウィスコンシン。13着は母ケイアイガーベラのフィアースインパクト。先日、全妹のケイアイノーテックが阪神で新馬勝ちしています。

最終日の5日目、土曜日は第1R、リステッド競走のチェシャムSでディープインパクト産駒がロイヤルアスコット開催の初勝利を挙げています。勝ったのは、エイダン・オブライエン厩舎のセプテンバー。母はピーピングフォーン。クールモアが日本に送ってディープインパクトを種付け。日本で生まれたのがウィスコンシンで、受胎してアイルランドで生まれたのが、このセプテンバーです。

先日、レパーズタウンのデビュー戦がぶっちぎりの走りですが、この日もライアン・ムーア騎手を背に快勝。まだまだまだまだまだまだ気は速いですが、来年の英1000ギニー、英オークスのブックメーカー前売り1番人気になっています。

キングジョージと同じ舞台で行われる古馬のハードウィックS(G2、芝2400メートル)はアイダホが勝利。エリザベス女王の所有馬ダートマスは4着でした。G1のダイアモンドジュビリーSはザティンマンが勝っています。

来年はぜひ日本馬の取材でまた…。

【木南 友輔】

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