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海外競馬コラム「キナミのつぶやき」|極ウマ・プレミアム

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[2016年12月31日15時33分更新]

第435回「今年も夢と感動をありがとう!競馬はときどき難しいけど、今日は素晴らしい!良いお年を!」

30日(昨日)の夜は美浦の全国リーディング上位厩舎で働く助手さん2人で飲みに出かけました。「来年はG1を勝ちたいなあ」「来年はちゃんと当てたいなあ」「調教師目指さないとなあ」「子育て頑張らないとなあ」「あの馬、すげーいいよね」「あの2歳馬、すげーいいっすよ」的な会話であっという間に時間が過ぎていきました。

昨年と同じ席から、31日の調教を見守る栗田記者

昨年と同じ席から、31日の調教を見守る栗田記者

今週は素晴らしい晴れた日が続きます。寒いけど…。今朝、31日は今年最後の取材。中山金杯へ向けて速い時計を出した馬について聞き、いつもいろんなことを教えてもらっている調教師さん、助手さんといろいろな話をしました。

31日、午前7時すぎ、追い切りを終え、南馬場からスタンド前へ引き上げてきたカムフィー

31日、午前7時すぎ、追い切りを終え、南馬場からスタンド前へ引き上げてきたカムフィー

ブリーダーズカップを取材に行って帰ってきてから、何度も話していましたが、じっくり話せる時間がなかった和田郎師。「オジュウチョウサンに◎を打ってもらってありがとうございました。そういえば、サンタアニタ、どんな印象でした?」。中山グランドジャンプ、中山大障害で春秋G1制覇。ちょうど1年前の俺、いいこと書いてますよね→(http://guw.nikkansports.com/?p=1183&type=free)。

万葉Sが楽しみなマイネルサージュ。結果次第で天皇賞・春の有力候補に…

万葉Sが楽しみなマイネルサージュ。結果次第で天皇賞・春の有力候補に…

今年5歳でジャンプ界を制圧し、来年は6歳になるオジュウチョウサン。「英国のグランドナショナル挑戦はどうか」という話題を振られると、そこは冷静な和田郎師、一笑に付して、もっと現実的かつワクワクさせてくれることを言います。「グランドナショナルのコースは特殊ですし、行くならチェルトナムに行ってみたいですよね」とリップサービス。

良血馬、素質馬そろい…、堀厩舎の隊列

良血馬、素質馬そろい…、堀厩舎の隊列

日本のファンにはあまり知られていませんが、ジャンプシーズンの目玉、4月のチェルトナム(英国)・フェスティバル開催。うわー、取材に行ってみたい!

来年の活躍も楽しみなオジュウチョウサン(中山大障害快勝後)

来年の活躍も楽しみなオジュウチョウサン(中山大障害快勝後)

「あそこならレースの選択肢もありますよね」と自分が言うと、「チェルトナムには興味あります。でも、やっぱり向こうの障害は大きく越えていかなければならないからなかなか難しい」「まだ来年6歳だから、8、9歳になったらですかね?」「そうですね~」。6歳シーズンのオジュウチョウサン、まずは中山グランドジャンプで春秋春のG1・3連勝を期待したいです

国枝厩舎の隊列。左からプロディガルサン、ミエノワンダー、タンタアレグリア

国枝厩舎の隊列。左からプロディガルサン、ミエノワンダー、タンタアレグリア

スタンドと厩舎の間を軽快に往復する国枝師は常に競馬界全体を考えた発言をしてくれて、自分もいつも勉強させてもらっている人。「スターホースたちが帰ってきてましたね」。先日、厩舎で助手さんと話したときと同じ言葉で話し掛けると、クールな国枝師は「スターホースがスターダストにならないようにね」と笑います。

「競馬はときどき難しいけど、今日は素晴らしいです」。ルメール騎手の有馬記念優勝インタビューにはグッときました(写真は凱旋門賞のレース後)

「競馬はときどき難しいけど、今日は素晴らしいです」。ルメール騎手の有馬記念優勝インタビューにはグッときました(写真は凱旋門賞のレース後)

タンタアレグリアキタサンブラックシュヴァルグランと差のない競馬をしているし、本当なら有馬記念に出したい馬だったからね。まずはAJCCプロディガルサンだって、いい馬なんだ。白富士Sで始動して、宝塚記念を狙いたいね」。来年を見据えた美浦の敏腕トレーナー。「モクレレ(3冠牝馬アパパネの初子、父ディープインパクト)は2月の東京を目指している。まあ、大丈夫だよ」。気持ちのいい言葉を聞くことができました

2度目の凱旋門賞取材。ライアン・ムーアとファウンド(私物のカメラはもう限界です)

2度目の凱旋門賞取材。ライアン・ムーアとファウンド(私物のカメラはもう限界です)

ヌーヴォレコルトのBC遠征を取材に行かせてもらった貴重な1年。斎藤誠厩舎にあいさつに行くと、「また行きましょう」と斎藤誠師。年明け一発目の中山金杯、クラリティスカイは今朝も元気良くウッドコースを力強く走っていて、「軽く乗っただけなのに時計になっちゃった(ラスト1ハロン13秒3)」と相田助手相当具合がいいのかも…

11月、サンタアニタ競馬場の芝コース最深部にて

11月、サンタアニタ競馬場の芝コース最深部にて

大好きなホッコーブレーヴも帰厩。松永康厩舎は新たに全日本2歳優駿2着のシゲルコングという大砲が登場。17年は楽しみな年になります。「内田さん(騎手)がまだ馬が本気で走っていないし、今は本気で走ったら馬が壊れちゃう、これから成長してくればすごくいい馬になる、って言ってくれたからね。賞金があるから狙いたいレースを狙っていける」と松永康師。AJCCを目指すホッコーブレーヴとともにワクワクさせてくれる存在です。

31日朝、わが愛しのホッコーブレーヴ

31日朝、わが愛しのホッコーブレーヴ

迷彩柄のジャケットを着て取材していると、後ろから「おっ、スーパードライ」と反応してくれたのが尾関師今年はレッドファルクスでスプリンターズSを制覇。これまでも重賞戦線で活躍してきた厩舎ですが、来年も日本で世界で大きな話題を提供してくれそうです。「スーパードライ」というのは日本では売られていない洋服のブランド。自分のジャケットは英国で買ったのですが、「こないだ香港で僕もスーパードライの服を買ったんです」と尾関師は話していました。

昨年6月、英国・ニューマーケットから近いケンブリッジの街中の「スーパードライ」の店頭

昨年6月、英国・ニューマーケットから近いケンブリッジの街中の「スーパードライ」の店頭

尾関厩舎は有馬記念当日のグッドラックハンデステイパーシストが勝利しました。有馬記念と同じコースで行われる1000万条件。勝ったステイパーシストは祖母が桜花賞馬オグリローマン、その半兄があのオグリキャップだから、有馬記念と縁の深い血統馬でした。

「今、美浦で最も機嫌のいいホースマン」と栗田記者

「今、美浦で最も機嫌のいいホースマン」と栗田記者

今年のグッドラックハンデの勝ちタイムがオグリキャップが3歳のときの有馬記念と一緒という偶然も…。「次開催の同じコース(サンシャインS)が目標です。春は目黒記念を狙える馬になってくれれば」と尾関師。ステイパーシストの今後、それから尾関厩舎はステラウインドの全妹スマートルビーなど気になる馬がたくさん。来年、大きく飛躍する馬が出てくると思います。

気になる南半球産馬。このロンロ産駒には注目しておきたい(汚れたガラス越しの撮影で汚くてすみません)

気になる南半球産馬。このロンロ産駒には注目しておきたい(汚れたガラス越しの撮影で汚くてすみません)

相沢師高橋祥師にあいさつし、すれ違う助手さんたちにもあいさつして、気になる南半球産馬http://guw.nikkansports.com/?p=1839&type=free)を見かけたりして、どんどん時間が過ぎていき、今年のトレセン取材、今年の取材が終わりました。昨晩、寒い場所で酒を飲んでいて体調を崩したという栗田先輩と一緒にこれから帰京します。また来年も当欄をどうぞよろしくお願いします!

【木南 友輔】

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