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海外競馬コラム「キナミのつぶやき」|極ウマ・プレミアム

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[2016年12月13日19時09分更新]

第420回「朝日杯FSウイーク②~走るかどうかは別の話ですけど…、という話。スウィンバーン騎手死去」

もう来週が有馬記念ですね。昨年のことです。有馬記念の前夜社台グループのある若い方と飲んでいたときに、翌年に産駒のデビューを控えるフランケルの話題になりました。そのとき、自分より若い彼が言ったことが思い出されます。

12年英チャンピオンSのレース後、引き上げてくるフランケル(奥)とブレットトレイン

12年英チャンピオンSのレース後、引き上げてくるフランケル(奥)とブレットトレイン

スタチェリタの子あんなに品のある馬を僕は見たことがありません」と。「年間に何百、何千頭も馬を見ることができる環境で働いていて、あんなに品のある馬はいないです。お母さんもすごくいい馬です。走るかどうかというのは別の話ですけど。本当にいい馬です」。

結果…、めっちゃ、走ったじゃん。そして、めちゃくちゃ、いい馬だったのは本当でした。彼が「スタチェリタ」と発音した牝馬の子、ソウルスターリングは来年の牝馬クラシックの主役候補になりました。

ところ変わって、今年の凱旋門賞当日、マルセルブサック賞のパドックフランケル産駒トゥリフォーが吉田勝己氏の勝負服で登場しました。パドックにいらしていたノーザンファームのベテランの方とフランケル産駒の話題になりました。

ジャドモンドファームのレーシングマネジャー、グリムソープ氏。フランケル産駒の活躍を喜んでいます(シャンティイのパドックにて)

ジャドモンドファームのレーシングマネジャー、グリムソープ氏。フランケル産駒の活躍を喜んでいるはずです(シャンティイのパドックにて)

自分が「ジャドモンドファームの方が先週、ミスエルテが阪神の新馬戦を勝ったこと、喜んでましたよ」と伝えると、その方も言いました。「あの馬はうちの育成担当者が驚いていました。サンデー系のすごい馬を何頭も乗ってきた子なんですけど、言うんです。今までに乗ったことのない感触だと。もちろん、それが走るかどうかというのは別の話ですけど」。

牧場の大小で決めつけるのではなく…、G1馬を何頭も育てている牧場の方たちですので、当然、経験値に優れ、相馬眼も優れています。今週末の朝日杯FSソウルスターリングミスエルテも続くのか。ワクワクドキドキの週末がやってきます

消えた名馬シャーガーの銅像(アイルランドのギルタウンスタッドにて)

消えた名馬シャーガーの銅像(アイルランドのギルタウンスタッドにて)

英国からは訃報。元騎手のウォルター・スウィンバーン氏が亡くなったことをレーシングポスト電子版などが伝えています。81年英ダービーをシャーガーで10馬身差V、82年のジャパンC2着馬オールアロングで83年凱旋門賞V、神の馬ラムタラのデビュー戦&英ダービーに騎乗

日本では86年の11月末に騎乗しているのと、サイエダティとのコンビで94年の京王杯SC3着、安田記念7着。サイエダティは92年のモイグレアスタッドS、チェバリーパークS、93年の英1000ギニー、ジャックルマロワ賞、翌95年のサセックスSを勝利。当時は意識しなかったけど、今考えると、すごい牝馬だなあ。スウィンバーンさん、世界中で大レースを勝っていますが、英ダービーをシャーガーで勝ったのが19歳。すごい。

雨でも元気良くいきましょう(写真は海外で撮ったお姉さんたち)

雨でも元気良くいきましょう(写真は海外で撮ったお姉さんたち)

今日は築地の日刊スポーツ新聞社で取材の準備。今から美浦に向かいます。明日朝は雨予報。頑張ります。夜は全日本2歳優駿、以前に当欄で推した馬が出ます!明日の日刊スポーツ紙面に予想が掲載されますので、ぜひ読んで下さい、お願いします!

【木南 友輔】

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