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海外競馬コラム「キナミのつぶやき」|極ウマ・プレミアム

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[2016年2月13日22時35分更新]

第119回「日米2歳女王…、そして、ドバイのポーラーリバーがヤバすぎる!」

土曜は築地日刊スポーツ新聞社で内勤でした。なんだか表情に殺気を漂わせる先輩の栗田記者は向かい側の席で黙々と予想し、原稿をパソコンで打っています。東京メーンのクイーンC(G3、芝1600メートル)は馬券を握り締めて、テレビ観戦。「いいぞ、いいぞ…、石川君、よし、チョイ差しを決めてくれ!」と4コーナーから直線向いた時点で絶頂に達した愚か者の自分(◎ストライクショット)と代わるように、直線半ばから「ヨシッ、蛯名!蛯名!蛯名ッ…、ヨシッ!ヨシッ!」と栗田記者が絶叫。「やっぱり、国枝師椎本助手のジャッジを信じて良かったよ。馬が見違えるように成長しているからな。この後が楽しみになったぞ」。◎フロンテアクイーンの2着に大先輩はニンマリです。それにしても、○メジャーエンブレムの走りには社内が静まり返りました。強すぎる。

キタサンブラックカラーの古着ブルゾンに身を包む栗田記者

キタサンブラックカラーの古着ブルゾンに身を包む栗田記者

さて、アメリカの2歳女王ソングバード、日本の2歳女王メジャーエンブレムが3歳初戦でものすごいパフォーマンスを見せましたが、11日にドバイで行われたワールドカップデーの前哨戦、UAE1000ギニー(リステッド、ダート1600メートル、メイダン、5頭立て)のポーラーリバー(牝3、D・ワトソン、父コングラッツ)の衝撃はその2頭に匹敵するものでした。

道中は3番手、直線で先頭に立つと、ものすごい脚の回転で独走。2着以下4頭をぶっちぎり、13馬身差の圧勝です。鞍上はP・ドブスで勝ちタイムは1分37秒09。父コングラッツ、母の父エンパイアメーカーという血統、デビューから3戦3勝です。

同じ11日のUAE2000ギニー(G3、ダート1600メートル、メイダン、7頭立て)はC・ヘイズ騎手騎乗のマーケットラリー(牡3、D・セルバラトナム、父アンブライドルズソング)が勝ちました。こちらも2着に6馬身差の快勝だったのですが、タイムは1分38秒08ですから、いかにポーラーリバーがすごいのか…。「エミレーツレーシングオーソリティー」のホームページで結果と記事を読むことができますが、今後は3月3日のUAEオークス(G3、ダート1900メートル、メイダン)から3月26日のUAEダービー(G2、ダート1900メートル、メイダン)へ。

ハートレーはどんな走りを見せるか(ホープフルS快勝後)

ハートレーはどんな走りを見せるか(ホープフルS快勝後)

日本馬は昨日、ユウチェンジ(牡3、森、父スウィフトカレント)の招待受諾が発表になりました。海外のブックメーカーではラニ(牡3、松永幹、父タピット)がUAEダービーの3番手評価になっていますが、このポーラーリバーが日本馬の強敵になることは間違いないでしょう。また、同じ日(11日)のアルシンダガスプリント(G3、ダート1200メートル、メイダン)は香港から参戦したリッチタペストリーが勝っています。鞍上はG・モッセで勝ちタイムは1分10秒88。

リッチタペストリー(昨秋来日時の調教にて)

リッチタペストリー(昨秋来日時の調教にて)

明日は共同通信杯(G3、芝1800メートル、14日)の行われる東京競馬場へ。天気が心配ですが、どんな競馬になるのか。前走で◎を打った馬が4頭も出てくるのですが、かなり悩んだ結果、なんとか納得の◎を打ち込むことができました。いい結果になってくれるといいなあ。紙面の予想コラム(「木南友輔のキナ臭い」)をぜひお読みいただければ…。

ハートレーの母の父はコングラッツ(昨年11月の新馬戦後)

ハートレーの母の父はコングラッツ(昨年11月の新馬戦後)

京都記念(G2、芝2200メートル、14日)の方は◎ショウナンバッハ(牡5、上原、父ステイゴールド)。木曜(11日)の統一重賞、佐賀記念(G3、ダート2000メートル)は◎○▲で的中! 3連単が2万5030円の好配当という非常においしい結果となったのですが、これは田辺様々。インを大きく空けて走る佐賀競馬場。2周目の向正面で◎ストロングサウザー田辺騎手はインからポジションを押し上げ、直線は見事に馬群をさばいて伸びてきました。レース後のインタビューでは「外を走るロスを考えたら、狙ってました」と…。世界中の名手に共通することがセオリーにとらわれすぎないこと、感覚が優れていること。今、本当に頼りになる男、田辺騎手のさばきで◎ショウナンバッハがどんな競馬をしてくれるのか。菊花賞馬キタサンブラックの半兄で前走AJCC(3着)も最後に素晴らしい脚を見せていましたからね。楽しみです。

よい週末を!

よい週末を!

【木南 友輔】

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