海外競馬コラム「キナミのつぶやき」|極ウマ・プレミアム

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2018年7月の記事

[2018年7月31日22時40分更新]

第659回「今日からグロリアスグッドウッド開催!グッドウッドC→サセックスS→ナッソーS!愛はゴールウェイ開催」

今週の新潟でデビュー予定のソルドラード。午前5時過ぎの美浦はモワッとしてました

グロリアス・グッドウッドも行ってみたいし、ゴールウェイのフェスティバルも行ってみたい。

日本で言えば、今年は函館開催に行けませんでしたが…、

人それぞれ、この競馬場のこの時期の開催に行きたいなあというのはあるかな、と思います。

今日はまた異常な暑さだった、美浦トレセン。

藤沢和師とは擦れ違いが続いていて、1カ月半ぶりくらいに会った気がします。

「おう、元気にしてたか。日焼けしてるな? 残念だよ、ドーヴィル行けなくて」と。

本当に残念ですが、「行こうな、また」と前向きさを失わないのが、藤沢和師です。

「この暑さにパドックのミスト程度で暑さ対策も何もないだろう」と怒っている関係者(騎手や調教師)もいます。

「レース前に話をした騎手が暑さでボーッとしていて危険だと思った」と話す調教師もいました。

先日、自分は紙面のコラムで書きましたが、今の暑さは異常。

ただ、異常気象と思われる暑さは近年、あまり異常と言えないのが実情。

先日のキングジョージも時計がだいぶ速かったので、欧州は晴天続きなんだろうな、と想像します。

昨年の早い時期、日本ではなく、南半球で、オーストラリアのシドニー、

あのウインクスが出走しよう、って開催で、暑さを理由に開催が延期された日がありました。

これです(http://guw.nikkansports.com/?p=3274&type=free)。

「短縮された夏の北海道開催を見直すのはどうか」。売り上げ至上主義の今は厳しいか…。

「パドックの周回時間を短くするのはどうか」。わずかでも効果があるなら価値はあるか、と。

「発走時間を涼しい時間に変更できないか」。これも柔軟に対応してほしいな、と思いますけど…。

いろんな意見があって、それを全部取り入れることはできないと思います。

個人的には本州の開催を減らして、涼しい地域(北海道)の開催を見直すべきと思いますが、

やっぱり函館、札幌は入場者数や売り上げが伸びないという問題があって…。

浦河にあるBTCで直線1600メートルの競馬とかできたら面白いだろうなあ、って、妄想だけしています。

人も馬もつらそうなだけに、施行者には柔軟に考えてあげてほしいな、と思います。

今週は今日からグッドウッド。初日は長距離戦のグッドウッドカップ、

2日目は好メンバーが集まるマイルG1のサセックスS、3日目は牝馬のナッソーS。映像でしか見たことのない競馬場。

行ってみたいなあ…。

アイルランドではゴールウェイのフェスティバル。

以前、児玉師が教えてくれました。

「アイルランド人、世界中にいるアイルランド出身の人たちが大事にしているのがゴールウェイの開催です」と。

「ゴールウェイで勝ったから、ポップロックはこちらの人たちに認められたんです」と。

自分は開催のない時期にゴールウェイの街へ行き、競馬場はチラ見。カキを食べたのが思い出です。

【木南 友輔】

[2018年7月30日17時34分更新]

第658回「キングジョージはポエッツワード!独G1でベンバトルが復活!米では3冠馬に負けた馬と日本馬の半姉」

ジェームズ・ドイル(13年の愛チャンピオンSにて)

土曜のキングジョージ、やっぱり当日になってクラックスマンは取り消し。

最後は先に抜け出したクリスタルオーシャンを、外からジェームズ・ドイル騎乗のポエッツワードが差し切るという、スタウト厩舎のワンツーでした。

3着はコロネット。バリードイル勢は残念。

日曜はドイツのミュンヘンでダルマイヤー大賞。

勝ったのはゴドルフィンのベンバトル。今年のドバイターフ覇者です(札幌ではディアドラが勝ちました)。

芝2000メートル、9頭立て、勝ちタイムは2分6秒78。鞍上はO・マーフィー。

2着ストーミーアンタークティック、4着イキートス。

今後は英インターナショナルS、愛チャンピオンS、それから、コックスプレートでウインクスとの対戦もオプションの1つだとか。

前走クイーンアンSはガッカリな内容でしたけど、やぱり強い馬。ドバイターフはすごかったですからね。

アメリカではモンマスパーク競馬場で3歳馬のハスケル招待S(ダート1800メートル、7頭立て)。

グッドマジック(牡3、C・ブラウン、父カーリン)が制しています。

ケンタッキーダービー2着、プリークネスS4着でいずれも先日引退した3冠馬ジャスティファイに敗れていました。

負かした馬たちが勝つことで、ジャスティファイの3冠にも価値が出ていきます。

西海岸のデルマー競馬場では、

牝馬のクレメントハーシュSでユニークベラ(牝4、J・ホレンドーファー、父タピット)が快勝。

前走ビホルダーマイルに続くG1連勝。母はアンライヴァルドベル。

マリブムーン産駒の半妹はいつか走るんじゃないかと思って、つい◎を打っているレリカリオという馬です。

競馬ってむずかしい。

【木南 友輔】

[2018年7月28日20時56分更新]

第657回「今夜はキングジョージ!クラックスマンに青信号は?コーフィールドのビヨンドザドリームは5着でした!」

コーフィールド競馬場の4Rに出走したビヨンドザドリームは5着。

最内からうまく下げたと思いましたが、直線は外をスムーズにまわった馬たちがズドーンという展開。

コーフィールドって難しいですね…。

今夜はキングジョージ。

台風接近、上陸で苦しんでいる日本列島。一方でサンダーストームを待っているクラックスマン陣営。

思い出すのは、自分が見に行ったフランケルのラストラン、英チャンピオンSです。

ラストランを制し、パレードリングで多くのファンに見送られる怪物フランケル

グリーンライトになるのかどうか。

日本は明日、アイビスSDとクイーンSの2重賞。フランケル産駒初のG1馬ソウルスターリングの走りにも注目です。

【木南 友輔】

[2018年7月27日22時38分更新]

第656回「明日はコーフィールド競馬場で頑張れビヨンドザドリーム&市川雄介騎手!台風の進路メチャクチャ…」

こちらニューマーケット競馬場のジュライコース

今日は美浦トレセンで取材。今朝は昨日以上に涼しかったです。これも台風が近づいているからなのか。

今は美浦から自宅に帰ってきて、天気について伝えるニュースを見ています。すごいな、台風の予想進路…。なんだこれ。

明日は海外競馬で楽しみなのが、オーストラリアのコーフィールド競馬場。

昨日美浦で話したニュージーランドの牧場で働いていた方も共有馬主になっているビヨンドザドリームが走ります。

コーフィールド競馬場の4レースのハンデ戦。

以前、紙面で高木記者が書いていましたが、島良友調教師が管理し、デビュー戦を準重賞2着という激走で現地で話題になった馬です。

前走は日本から遠征しているJRAの坂井騎手が乗って、9頭立て7着でした。

今回はメルボルンの競馬ですが、シドニーを主戦場にしている主戦の市川騎手が騎乗。

市川騎手、先日はオーストラリア・シドニー地区の最強トレーナーであるクリス・ウォーラー師と一緒にセレクトセールに来ています。

自分は本当にわずか1時間ほどしか会ったことがないんですが、

シドニーで頑張っている日本人騎手として、いつもひそかに応援しています。

日本はモレイラがやってきて、いきなり有力馬にバンバン騎乗しますが、日本人騎手が海外に行くとやはり騎乗機会を得るのは簡単ではないんだなと思います。

英国へ遠征中の川田騎手は明日、ニューマーケット競馬場で騎乗予定が入っています。

C・アップルビー師が管理するゴドルフィンの2歳馬のデビュー戦。キングマン産駒。

日本を代表する騎手の1人ですし、ゴドルフィンの馬で日本のG1を勝っているジョッキー。好結果を期待したいです。

【木南 友輔】

[2018年7月26日21時01分更新]

第655回「天候次第でキングジョージにクラックスマン急転参戦か!米3冠馬ジャスティファイは無敗のまま引退へ」

ボブ・バファート師(中央。一昨年のBCクラシック表彰式にて)

明け方、びっくりのニュースはまず米国から。

ボブ・バファート厩舎の今年の3冠馬、ジャスティファイが引退。

スキャットダディの後継種牡馬で、無敗で3冠を制して、無理してキャリアに傷をつけることもないという判断でしょう。

無敗というアピールポイントは一方で、古馬と戦っていないという未知のマイナスイメージにもつながります。

種牡馬となってからどんな産駒を出すのか、来年から種付けを始めれば生まれるのが東京五輪イヤーになります。どうでもいいか。

そして、英国ではキングジョージの出走馬が確定。

出るのか、クラックスマン(写真はコロネーションC)

なんと、まだ、クラックスマンが名前を残しています。鞍上はハヴリン。

一方でバリードイル勢はキューガーデンズを使わず、ライアンはハイドランジアに騎乗予定。

雷雨がきて、クラックスマンに向いた馬場になれば、というのが陣営の表向きの意思ですが、

この頭数で冷静に相手関係を見て、前走で先着を許したポエッツワードとの逆転、

クリスタルオーシャンとの力関係を最後の最後まで探っているのかもしれません。

楽しみになってきました。

今日は美浦トレセンで取材。台風が近づいているという天気の情報もありましたが、今日はなんとなく過ごしやすい、涼しい日でした。

アメリカへ以前取材に行ったときにお世話になった方が美浦トレセンにいらしてて、立ち話。

ニュージーランドの牧場で働いていて、情報をいただいて、今はクラブ法人で働いている方も美浦トレセンにいらしてて、立ち話。

2人の世界で活躍する知り合いに会うことができて、有意義な日でした。

【木南 友輔】

[2018年7月25日19時57分更新]

第654回「デットーリ騎乗停止処分軽減もキングジョージとグッドウッド乗れず…、ウィザウトパロールにはアッゼニ」

先日のニューマーケットで10日間の騎乗停止処分を受けたデットーリ騎手、6日間に減らしてもらうことになりましたが、

キングジョージ、それから来週のグッドウッド競馬場、グロリアスグッドウッド開催のサセックスS、グッドウッドSには乗れないそうです。

レーシングポスト電子版は、サセックスSのウィザウトパロール、グッドウッドカップのストラディヴァリウスにはアッゼニが騎乗することになったと報じています。

キングジョージ、フランスのヴァルドガイストは回避とのこと。なんか、ヨーロッパも暑いのかな…。

続々と甲子園出場校が決まっている高校野球、自分も甲子園に出られなかった高校球児ですし、出ても出なくても、練習して努力して、大事なことです。

今日は一緒に野球をやった仲間が監督を務める高校が見事に某県で優勝。うれしいですね。

【木南 友輔】

[2018年7月24日22時28分更新]

第653回「今週末は上半期の欧州最強馬を決めるキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS@アスコット競馬場」

今年もキングジョージの季節です。レースは28日に行われます。

サー・マイケル・スタウト師(白い帽子。一昨年のBC開催にて)

暑い日本を飛び出して、メチャメチャ強いメンバーがそろう年とそうでもない年のあるキングジョージに挑戦する日本馬は出てこないかなあって思ってるんですが…。

今年はまず、マイケル・スタウト厩舎の2頭ですね。

ロイヤルアスコット開催の同じコースで行われるハードウィックSを快勝したクリスタルオーシャン、

そして、プリンスオブウェールズSでクラックスマンを倒したポエッツワード。

エイダン・オブライエン厩舎(バリードイル勢)はどんな布陣で来るのか。

パリ大賞を制したキューガーデンズ(写真は英ダービー)

ライアン・ムーアはどの馬に乗るのか。パリ大賞を勝ったキューガーデンズ以外にはどんな馬が…。

ラドブロークス、コーラル、ウィリアムヒル、パディーパワーなど主要なブックメーカーのオッズを見ていると、

クラックスマンの名前もまだ残っているし、あとは、フランスでサンクルー大賞を勝ったヴァルドガイスト、

ロストロポヴィッチとか、サロエンとか、コロネットとか。

あー、ここに日本馬が参戦していたら、どんなに楽しいことか。

【木南 友輔】

[2018年7月23日12時58分更新]

第652回「武豊騎手騎乗のジェニアル(母サラフィナ)がメゾンラフィット競馬場のG3メシドール賞で重賞初制覇!」

11年凱旋門賞のサラフィナとルメール騎手

4頭立ての直線1600メートル戦。負担重量もありますが、このスローの勝ちタイム(1分37秒62)を見て、

他のレースと比較すると、騎手の腕は大きかったなあと思います。天才武豊です。

馬の状態、馬場適性もバッチリだったのでしょう。次が楽しみですね、マジで。

頭数が増えて、相手も強くなって、ジャックルマロワ賞に行ったとしたら、相手のレベルは昨日と比べられないほどですから。

航空券高いし、自分は国内の仕事で行けないんですが、行きたいなあ。

11年凱旋門賞で7着に敗れたサラフィナのルメール騎手。このときの顔面蒼白(そうはく)なルメールが忘れられません

11年凱旋門賞で連覇を狙ったワークフォース(12着)とライアン・ムーア

11年凱旋門賞を5馬身差で圧勝したデインドリームのシュタルケ騎手

【木南 友輔】

[2018年7月22日20時24分更新]

第651回「愛オークスはシーオブクラス!函館2歳Sは小崎騎手重賞初制覇!セプテンバーはG2で今夜復帰!」

一昨年の凱旋門賞、落馬負傷で休養中だった小崎騎手が視察に来ていました

21日、土曜にアイルランドのカラ競馬場で行われた愛オークスは英国から遠征したシーオブクラス(牝3、W・ハガス、父シーザスターズ)が勝ちました。ゴール前で英オークス馬フォエバートギャザーを鮮やかに差し切りました。鞍上はジェームズ・ドイル。

シーオブクラスのお姉さんはノーザンファームにいるチェリーコレクトとか、ファイナルスコアとか。セレクトセールですっげー高く買われている馬たちのお母さん。身近な存在…、かな。

7頭立てで勝ちタイムは2分32秒54。黄色い勝負服はシーザスターズ、アーバンシーのツイ家のものと近いし、その関係なのか、と。人気を集めていたマジックワンドは5着。レーシングポスト電子版の記事だと、今後はヨークシャーオークスか、ヴェルメイユ賞ってことで、その先には凱旋門賞があるのかもしれません。

愛オークスは回避したディープインパクト産駒、母ピーピングフォーンのセプテンバーは今夜のカラのG2で復帰予定。どんな競馬をするのか。

フランスの競馬も気になりますね。

函館2歳Sは◎ラブミーファインが楽勝か、と思ったら、△アスターペガサスに差されてしまいました。

小崎騎手、積極的に海外へ競馬を見に行き、乗りに行った努力が実る勝利。ジャイアンツコーズウェイ産駒ってのがまた、いいなあ。

 

【木南 友輔】

[2018年7月21日19時39分更新]

第650回「サトノアレス残念!今夜は愛オークス!明日はフランスで松永幹厩舎&武騎手!野中騎手は明日カラ」

14年愛オークスを勝ったブレスレット

今夜は愛オークス。

自分が愛オークス取材に行ったのは4年前。勝ったのはブレスレット。

モンジュー産駒だったんですが、血統を見たら、祖母がアーバンシー(ガリレオ、シーザスターズの母)。

ハーッとため息が出ました。

このときは無敗の英オークス馬タグルーダが見られるかなと思って行ったのに、

ダブリンに着いたら、いろんな人がタグルーダ回避、翌週のキングジョージへってニュースを教えてくれて。

愛オークスを取材した翌日は児玉師の厩舎へ。

話して、食事して、楽しかったなあ…。

思えば、あの年を最後にアイルランドへ行ってない。悲しい。

今夜が愛オークスで、その翌日もカラでは開催があって、

児玉厩舎の2歳馬が出走予定。牝馬のトーセンシャウナ。島川オーナーの所有馬で鞍上は野中騎手。

楽しみです。

メゾンラフィット競馬場のスタンド(11年のフランス取材にて)

明日はメゾンラフィット競馬場でジェニアルとラルクが走ります。

パリの河川敷の競馬場。

凱旋門賞の週にはこの競馬場で開催があって、日本のマスコミはこぞって、この競馬場を訪れ、

凱旋門賞に出走予定の馬の調教師や騎手を取材します。

英仏ダービーを取材に行ったことを武豊騎手へ報告しに行ったとき、

ちょうど、その日は松永幹師が仏遠征の計画を発表した日で、武豊騎手に自分もジェニアルとラルクについて聞きました。

「向こうの馬場が合うタイプもいるから面白い挑戦になるよ」と天才騎手は話していました。

こちらも楽しみです。

メゾンラフィット競馬場スタンドの壁にあった最多勝騎手の写真。97年オリビエ・ペリエと一緒に写っているのは…

【木南 友輔】

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