海外競馬コラム「キナミのつぶやき」|極ウマ・プレミアム

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2017年12月の記事

[2017年12月31日17時09分更新]

第555回「ゆく年くる年…、2018年も日刊スポーツの紙面と木南友輔をどうぞよろしくお願いします!」

有馬記念◎クイーンズリングがラストランで頑張ってくれて、でも、そこで終わることはできず、ホープフルS、東京大賞典と予想がボロボロ。

ホープフルSの28日は中山で取材し、29日は大井競馬場で東京大賞典を取材してから美浦へ移動。30、31日と美浦トレセンで取材。今、美浦トレセンから都内の自宅へ帰っているところです。

東京大賞典を制したコパノリッキー。素晴らしいラストランでした

今朝も多くの方にごあいさつ。途中からメチャメチャ冷たい雨が降ってきて、手もかじかんで…、でも、最終日まで調教に乗る騎手、馬の世話をする厩務員さん、助手さん、みんな頑張っていました。自分もいろいろと声をかけていただきました。

来年もまた頑張りたいと思います。今年は全然行けなかった海外競馬の取材に行きたいし、もっともっと競馬の魅力が伝わるような記事を書きたい、取材をしたいですし、予想を当てて読者に貢献したい。

30日も31日もダービートレーナーは鋭い視線を送っていました

それでは、今年1年ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。よいお年を。

【木南 友輔】

[2017年12月23日18時37分更新]

第554回「明日は有馬記念~中山大障害は◎オジュウチョウサン!阪神C○イスラボニータが有終の美」

中山大障害は◎オジュウチョウサンが制しました。競馬に絶対はない。最後の最後までわからない手に汗握る熱戦。▲アップトゥデイトの走りも素晴らしかったです。

中山大障害へ向けた最終追い切りを終えたオジュウチョウサン

熱い逃げを見せたアップトゥデイト(写真はチャンピオンズC週の栗東で撮影)

1週前、石神騎手に話を聞いたとき、口数の少ない印象ですが、本当にハキハキと今回は答えてくれて、馬の状態の良さ、馬への信頼、自分の騎乗に迷いがない感じ、そんなのが伝わってきました。

「今週(1週前)で馬はできたと思う。脚もとも大丈夫。あとは無事にレースへ向かえれば…」。夏前には熊沢騎手にリーディング争いで離されかけていました。「なかなか勝てないときもあったけど、自分のお手馬も頑張ってくれて、ここまで好勝負できました。最後まで体調に気をつけて、忘年会なんかもすぐに帰るようにして…、ここまできたら、重賞8連勝、G1・4連勝ですよね…、ファンの人の記憶に残る形で結果を残したいです」。

長沼厩務員は「こうやって取材してもらえるのがうれしいよ」とニッコリ。長沼さんのお父さんは天馬トウショウボーイの担当厩務員だったそう。「親父が記者に囲まれているのを見て、憧れた仕事でもあったからね。オジュウチョウサンて本当にすごい馬。ぬいぐるみが販売されるようにならないかな」。

以前も当欄で書いたかもしれませんが、和田郎師は仕事も勉強も熱心で視点がすごいんです。海外競馬に疎い人が「海外のグランドナショナル挑戦は?」と聞けば、「チェルトナムのフェスティバルには興味ありますね」と返事しました。もちろん、国内の連勝記録を伸ばしてもらいたい気持ちでファンの方もいっぱいだと思いますし、自分も国内で強い姿を見せてもらいたいな、と。

大障害のゴール前は本当に手が震えました。

阪神Cは◎ダンスディレクターが最高のエスコートで抜け出してきたんですが…、最後に○イスラボニータに差されてしまいました。見事にラストランを飾ったイスラボニータ。この馬の取材で知り合った牧場関係者の方とはその後、非常にいいお付き合いをさせてもらっています。「本当にうれしいです。イスラには感謝しかありません」。レース後にメールすると、そういう返事がきました。自分にとっても忘れられない1頭になりました。

明日はどんなゴール前に…(写真はスプリンターズS週の中山競馬場)

さあ、明日は有馬記念。明日の日刊スポーツの紙面で思い切り推奨馬と推奨理由を書いています。ぜひニッカンを手にとっていただいて、読んでいただいて、応援をよろしくお願いします。いい有馬記念になりますように…。

【木南 友輔】

[2017年12月22日18時40分更新]

第553回「有馬記念まであと2日~〝復刻〟皐月賞◎キタサンブラック紙面!惜別、バイバイ栗田記者」

◆皐月賞前日(15年4月18日)の紙面より

牡馬クラシックも帝王に乗れ !  桜花賞の3連単23万3390円を◎△△で的中させた「キナミの帝王」木南友輔は、皐月賞(G1、芝2000メートル、19日=中山)で無敗馬キタサンブラック(牡、清水久)を◎に指名した。同じく3戦3勝のサトノクラウンが人気だが、レースの中身ではこちらも負けてはいない。北島三郎オーナー(名義は大野商事)に初のG1をプレゼントだ。

2年前の皐月賞前日の日刊スポーツ1面(東日本版)

先週の桜花賞は◎レッツゴードンキが岩田騎手の好騎乗に導かれ、会心の勝利。今週もひそかに…、いや、先週以上の自信を持って皐月賞は◎キタサンブラックを推したい。北島三郎オーナーの所有馬。音楽に疎い自分でも国民的歌手サブちゃんを知らないわけがない。とはいえ、情で打った印と思われたら困る。この馬、本当に強い。

初めて生で見たのはフェブラリーS当日の500万条件。能力を問われる東京の芝2000メートル、500キロを超える迫力ある馬体で好位から抜け出し、最後は流して2着に3馬身差をつけた。同日の古馬1600万と0秒6差の優秀な時計。「サブちゃんの馬、つえー」とため息が出た。強烈だった。間違いなくクラシックで勝負になるとほれ込んだ。

前哨戦のスプリングSで無敗の3連勝を決めた。スローペースで早め先頭から押し切る競馬。2着馬○リアルスティールの末脚も目立ったが、直線入り口で突き放す脚が光った。この自在性は皐月賞本番でも大きな武器になる。初対戦になる同じ3戦無敗▲サトノクラウンも強敵だが、過去10年で弥生賞組3勝に対し、スプリングS組4勝。本番に直結するのは同じコースの弥生賞ではなく、1800メートルでタイトな競馬になるスプリングSの方なのだ。

今週は栗東で取材し、最終追い切りを見た。Cウッドコースで6 ハロン 81秒6の時計を馬なりでマーク。馬体は引き締まり、すごみを増してきた。北村宏騎手が騎乗停止でテン乗りになる浜中騎手は「乗りやすい。無敗のキャリアに傷をつけたくない」と力強い言葉を口にした。

記録に残る皐月賞の入場人員はイシノサンデーが勝った96年の12万2153人が最多。昨年は5万7084人だった。◉キタサンブラックがオーナーのように、大観衆を熱狂させる蹄音を響かせ、4連勝でクラシック初戦をものにする。

【木南 友輔】

[2017年12月21日16時45分更新]

第552回「有馬記念まであと3日~スプリングS◎キタサンブラックと皐月賞特集号と私!惜別栗田記者」

ここだけの話ですが、2年前の春は惚れてました。

一身上の都合により、年内で競馬担当ではなくなる栗田記者。今日も美浦で張り切ってます(たまにはアップで)

2年前のスプリングS当日の紙面(西日本版)

◆スプリングS当日(15年3月22日)の紙面より

中山11RスプリングS 2歳王者○ダノンプラチナ、共同通信杯快勝▲リアルスティールがどんな競馬を見せるのか。本紙の山田、柏山両記者が名付けたと言われる「平成のシンザン」☆ミュゼスルタンは大江原師が昨夏の骨折発覚後、「シンザンの次はラムタラを目指そう」と前向きだったのを覚えている。本家同様に冬を休養期間に充てて注目の復帰戦だ。ハービンジャー産駒△ベルーフのスケールもまだ計り知れない。
楽しみな皐月賞トライアル最終戦は◎キタサンブラックに期待する。大外一気の初戦、好位から抜け出した2戦目ともにゴール前のフットワークが目立った。前走の時計は平凡だが、同日の古馬準オープンが2分0秒8の決着なので上々の数字。2着に3馬身差は評価していい。間近で見た500キロ超の馬体も風格があった。権利獲得が目標だが、突き抜けてクラシックの主役になる予感がある。

2年前の春に発売された皐月賞特集号の紙面

◆皐月賞特集号(15年春発行)

昨年勇退した松山康久師(3冠馬ミスターシービーを育てた1000勝トレーナー)が若輩者の自分に対し、最初に教えてくれた言葉は「競馬はテン良し、中良し、しまい良しが大事」というものだった。
一昨年の皐月賞馬ロゴタイプ、昨年のイスラボニータはまさにこの言葉どおりの馬で牡馬クラシック初戦を制した。さて、今年は…、3戦無敗◎キタサンブラックは500万条件を勝ったレースがべらぼうに強かった。大逃げの馬をあっさり捕まえ、追いかけてきた後続を突き放す。東京芝2000メートルのコースで最後は流しながらゴールしている。レース後に検量室前でじっくり馬を見たが、筋肉質で迫力のある体。切れる脚が使え、脚質の自在性も持っている。早め先頭から押し切ったスプリングSは決してフロックではないし、あの形の競馬が皐月賞本番でもできれば好勝負になるはずだ。

【木南 友輔】

[2017年12月20日16時56分更新]

第551回「有馬記念&中山大障害へ向けた最終追い切り!香港遠征から帰ってきた人たちと話したり…」

中山大障害へ向けた最終追い切りを終えたオジュウチョウサン

有馬記念へ向けた最終追い切りを終えて引き上げるサトノクラウン

今朝のゴールドアクター。一昨年覇者、昨年3着の実力馬はAJCCに向けて調整されています

今日は有馬記念ウイークの水曜日。有馬記念に出走する関東馬は3頭。好走を期待しています。

【木南 友輔】

[2017年12月19日15時42分更新]

第550回「美浦トレセンで取材中です!土曜は中山大障害、阪神C!日曜は有馬記念!来週の木曜は…」

チャンピオンズCの前日朝に栗東トレセンで撮影したキタサンブラック。オーラはすごい

今朝の美浦トレセン、馬場開場の午前7時に南スタンド前の温度計はマイナス1度でした。

風があまりなかったのが幸いでしたが…、手がかじかんでしまって、ペンがすらすら走らない。朝、最初はまず、坂路下のスタンドへ行って、藤沢和師を取材。それから南スタンド、北スタンド、南スタンド、厩舎まわり…、あっという間に時間が過ぎていきます。

石神騎手とオジュウチョウサン(写真は1週前)

一昨年の中山グランドJ、中山大障害覇者アップトゥデイト(写真はチャンピオンズC週の栗東で撮影)

有馬記念の関東馬は3頭、阪神Cは4頭と少ないですが、数は少なくても楽しみな馬はたくさんいます。中山大障害の絶対的な主役、オジュウチョウサンの和田郎師は「ここまで思い通りの調教ができています。(前走に比べ)上がってきているかなと思います」と。

自分は今朝、カメラにカードを入れ忘れて取材へ出てしまいました。明日は多くの馬が速い時計を出す追い日。今週のレース、それから28日のホープフルSへ向けても…、取材頑張ります。

【木南 友輔】

[2017年12月18日19時11分更新]

第549回「仏でスミヨン騎手が新記録!阪神JF&朝日杯FSはともに◎が2着…、さあ有馬!大障害だ!」

年明けにフランスの競馬関係者から「スミヨンがブドーの記録を抜くと宣言したらしいです」と聞いていたのですが、有言実行。昨日302勝目を挙げています。フランスはもちろん、欧州新記録ということで。

さて、また久々の更新。日本の競馬ですが…、阪神競馬場で行われた2歳G1はどちらもカッチカチの決着でした。

阪神JFは◎リリーノーブルが2着。先週は金曜朝、時間の許す限り取材して、◎ステルヴィオ!

先週金曜朝のステルヴィオ。手前は木村師

紙面で書きましたが、馬には活気があって、出来は大丈夫。おそらく輸送も大丈夫。必ず突っ込んでくると確信して、◎を打ったんですが…。直線、あれだけ両サイドから挟まれる形で最後はよく2着まできたなあというのが正直な感想です。

先週金曜朝のタワーオブロンドン。手前は藤沢和師

サウジアラビアRCのハイライト原稿は自分が書きました(http://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=201710080000130&year=2017&month=10&day=8)。

あの時点で「怪物」という表現を使うことにまったくためらいがなかったディープインパクト産駒。「ホープフルSに向かうのでは」という自分の感触があったこと、再度のマイル戦、揉まれる可能性のある最内枠という点で逆転があるのではないか、とにらんでいたのですが…、スムーズな競馬で圧勝でしたね。自分の完敗です。

さあ、今週は有馬記念、そして、中山大障害です。これから美浦へ向かいます。頑張ります。ぜひ、毎朝の日刊スポーツを手に取っていただければと思います!

【木南 友輔】

[2017年12月9日22時32分更新]

第548回「明日は阪神JF!オルフェーヴル初年度産駒か、それとも…、香港国際競走の予想も終わって」

今年の2歳世代がデビューする前に知り合いの牧場関係者と話していて、聞いていたのは「カナロアはどの馬も平均的にいい馬が出ている。オルフェーヴルは当たれば大きいタイプ」、その言葉どおりにここまで2歳戦が進んできているような気がしてます。

オルフェーヴル(写真は13年のフォワ賞1着後)

今日は中山競馬場で取材でした。狙っていた馬が不発に終わったり、前走や前々走で狙って評価を下げた馬があっさり勝ったり…、なかなか辛い一日でした。明日も寒いのかなあ…。

明日の香港ヴァーズがラストランになるハイランドリール(昨年のBCターフ、レース後)

香港国際競走もシビアに情を抜きにして、一生懸命に印を打ちました。読者の参考になれば…。

【木南 友輔】

[2017年12月8日22時23分更新]

第547回「金曜の東京は冷たい雨…、競馬で熱くなりたいですね!大注目の出世レースが、こうやまき賞」

チューリップ賞、桜花賞、オークスと自分は◎ヌーヴォレコルトで勝負しました。思い入れの強い馬だから思っていることがあって、それはヌーヴォが勝った暮れの中京で行われる2歳の500万特別、「こうやまき賞」って特別だなってことです。

日本、アメリカ、香港で走ったヌーヴォレコルト(写真は昨年のBC開催にて)

13年1着ヌーヴォレコルト、16年1着ペルシアンナイトはG1馬になりました。14年2着ダッシングブレイズは今年、エプソムCで待望の重賞制覇を果たしています。15年3着ダンツプリウスは翌年のニュージーランドTを勝利。

この時期の500万特別。G1挑戦を見送った馬たちが走るマイル戦です。出走頭数は13年が10頭、14年が9頭、15年が12頭、昨年が13頭。この中から重賞ウイナーが出てるってのはなかなかですよね。

今年は7頭立て。でも、ワクワクしちゃうんだよなあ…。今、いろいろと7頭の将来を考えながら予想をしています。

今日は都内で仕事でした。自宅への帰路、すっげー冷たい雨でした。みなさん、健康に気をつけて。

【木南 友輔】

[2017年12月7日22時57分更新]

第546回「香港国際4競走の枠順決定!今週は英国ニューマーケットでタタソールズ社の繁殖セール!」

香港も熱いですが…、

ニューマーケットに行っている知人のホースマンから連絡がきました。今週はタタソールズの繁殖牝馬セールが行われています。「どれも高いですよ。買えません」。

ニューマーケット行きたいなあ

このタタソールズのディセンバー繁殖セール、過去の日本の競馬関係者の落札馬を見ると、本当にすごいセールです。

06年吉田勝己氏が落札したのがドナブリーニ(ジェンティルドンナの母)。08年ミュージカルウェイ(ミッキークイーンの母)、スタイルリスティック(今週リゲルS出走レッドアンシェルの母)。10年ベルアリュール(アドマイヤリードの母)、アディクティッド(クルーガーの母)。昨年はユーロシャリーンを75万ギニーで落としていて、今年は昨年の英オークスでマインディングの3着、愛オークスでセブンスヘヴンの3着だったハーレクイーンを40万ギニーでゲット。

カラ行きたいなあ

今週の競馬では、ファンディーナのお母さんドリームオブジェニーも11年のこのセールで12万ギニー。あらためて、日本の競馬を支えている、日本の競馬をレベルアップさせている、その大事なところにこうして海外へ行っている生産者の存在があると思います。

【木南 友輔】

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