海外競馬コラム「キナミのつぶやき」|極ウマ・プレミアム

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[2017年4月21日22時26分更新]

第489回「大種牡馬ケープクロス死亡!無敗のフランケル産駒エミネントが英2000ギニー有力候補に」

ケープクロス(牡、父グリーンデザート)の死亡を21日、ダーレーが発表しました。23歳でした。

シーザスターズ!(写真は13年9月、ギルタウンスタッドにて)

英ダービーと凱旋門賞を制したシーザスターズゴールデンホーンを出し、名牝ウィジャボード(英ダービー馬オーストラリアの母)を出し、日本でも母の父としてロジユニヴァースを送っています。後継種牡馬ベーカバドが日本で種牡馬として活躍しています。

父はグリーンデザート、その父はダンチヒという快速血統。現役時代はマイラーとして活躍し、日本のタイキシャトルが勝った98年ジャックルマロワ賞では3着。現役時以上に種牡馬として、歴史に名を残しました。

英国ではギニー(日本の桜花賞、皐月賞にあたる)に向け、活発に前哨戦が行われています。

20日は同じニューマーケット競馬場のローリーマイルコース、直線芝1600メートルのクレイヴンS(G3)が行われ、ここをフランケル産駒エミネントが制しています。昨秋に続き、デビュー2連勝で重賞初制覇。レーシングポストトロフィーの勝ち馬リベトを下す、価値ある内容でした。

土曜(22日)にはフランケル自身が英2000ギニーのステップにしたグリーナムS(G3、芝1400メートル、ニューベリー)が行われます。ここにも1戦1勝のフランケル産駒ドリームキャッスルが登場。ゴドルフィンの送り出すフランケル産駒。その走りに注目です。

エリザベス女王(12年英チャンピオンズデーのアスコット競馬場にて)

今日21日はエリザベス女王の誕生日。91歳。地下鉄の車両内のモニターで流れたニュースを見た、自分の前にいたご婦人方は「すごいねー、91歳だって」と感嘆の声。競馬がエリザベス女王の若さの秘訣であることは間違いないでしょう。

明日は東京競馬場で取材。ぜひ、日刊スポーツを手に競馬を楽しんでください!どうぞよろしくお願いします!

【木南 友輔】

[2017年4月20日13時09分更新]

第488回「失意の皐月賞を忘れたいです…、ロード・トゥ・ケンタッキーダービーを眺める②~あと17日!」

更新をどんどんさぼっているうちに、気付けばロードトゥケンタッキーダービーが終わってました。本番まであと17日。今年は日本馬の参戦がないのですが、来るべきとき、日本馬のアメリカダートG1参戦→海外馬券発売の日に向けて、しっかり見ていきたいと思います。

◆イロコイS(G3、ダート1700メートル、9月17日=チャーチルダウンズ)1着10ポイント

勝ったノットディスタイム(牡、父ジャイアンツコーズウェイ)はその後、故障で引退。すでに種牡馬入り。

◆フロントランナーS(G1、ダート1700メートル、10月1日=サンタアニタ)1着10ポイント

エスピノーザ騎手騎乗のゴームリー(牡、父マリブムーン)が逃げ切り勝ち。

◆シャンパーニュS(G1、ダート1600メートル、10月8日=ベルモント)1着10ポイント

チャド・ブラウン厩舎のプラクティカルジョーク(牡、父イントゥミスチーフ)が勝利。

◆ブリーダーズフューチュリティS(G1、ダート1700メートル、10月8日=キーンランド)1着10ポイント

ルパロー騎手騎乗のクラシックエンパイア(牡、父パイオニアオブザナイル)が人気に応え、無傷の3連勝でG1制覇。

◆ブリーダーズカップジュベナイル(G1、ダート1700メートル、11月5日=サンタアニタ)1着20ポイント

直線入り口で先頭に立ったクラシックエンパイア(牡、父パイオニアオブザナイル)がノットディスタイムの猛追を首差しのぐ。2着から7馬身半差の3着にプラクティカルジョーク。

◆デルタダウンズ・ジャックポットS(G3、ダート1700メートル、11月19日=デルタダウンズ)1着10ポイント

スタートから向正面まで最後方を走っていたガンネベラ(牡、父ダイアルドイン)が3、4コーナーで豪快なまくりを決めて圧勝。鞍上はカステリャーノ。

◆レムゼンS(G2、ダート1800メートル、11月26日=アケダクト)1着10ポイント

直線半ばで先頭に立ったモータウン(牡、父アンクルモー)が押し切る。

◆ケンタッキージョッキークラブS(G2、ダート1700メートル、11月26日=チャーチルダウンズ)1着10ポイント

マクラッケン(牡、父ゴーストザッパー)が直線で差し切り。

◆カトレア賞(500万、ダート1600メートル、11月26日=東京)※1着40ポイント

木幡巧騎手騎乗のモンサンレガーメ(牡、牧)が直線抜け出す。2着はコーカス、3着はブランエクラ。

◆ロスアラミトス・フューチュリティー(G1、ダート1700メートル、12月10日=ロスアラミトス)1着10ポイント

5頭立てで行われ、M・スミス騎手騎乗のマスタリー(牡、父キャンディライド)が2番手から早め先頭で圧勝。

◆ジェロームS(G3、1マイル+70ヤード、1月2日=アケダクト)1着10ポイント

エルアリーブ(牡、父イクスチェンジレイト)が2着以下に10馬身以上の差をつける大楽勝。

◆シャムS(G3、ダート1600メートル、1月7日=サンタアニタ)1着10ポイント

直線は2頭のマッチレースになり、ゴームリー(牡、父マリブムーン)がアメリカンアンセムを頭差で下す。BCジュベナイルで7着に敗れていたゴームリーはフロントランナーSに続くポイント獲得。

◆スマーティジョーンズS(ダート1600メートル、1月16日=オークローンパーク)1着10ポイント

アンコンテステッド(牡、父ティズワンダフル)が逃げ切り。

◆ルコンテS(G3、1マイル+70ヤード、1月21日=フェアグラウンズ)1着10ポイント

直線で鋭く伸びたゲストスイート(セン、父クオリティロード)が勝利。

◆ウィザーズS(G3、ダート1700メートル、2月4日=アケダクト)1着10ポイント

エルアリーブ(牡、父イクスチェンジレイト)が直線で抜け出し、鞍上が後ろを確認する余裕を見せる快勝。

◆ホーリーブルS(G2、ダート1700メートル、2月4日=ガルフストリームパーク)1着10ポイント

アイリッシュウィークライ(牡、父カーリン)が快勝。2着はガンネベラ。人気を集めていた2歳チャンピオンのクラシックエンパイアは大きく離された3着に敗れる。

◆ロバートB・ルイスS(G3、ダート1700メートル、2月4日=サンタアニタ)1着10ポイント

5頭立て、ヴィクター・エスピノーザ騎手騎乗のロイヤルモー(牡、父アンクルモー)が逃げ切り。

◆サム・F・デイヴィスS(G3、ダート1700メートル、2月11日=タンパベイダウンズ)1着10ポイント

マクラッケン(牡、父ゴーストザッパー)が外から差し切り。内に閉じ込められた形になったタップリットが2着。

◆エルカミーノレアルダービー(G3、オールウェザー1800メートル、2月18日=ゴールデンゲート)1着10ポイント

最低人気のザカロフ(セン、父スルーズティズナウ)が差し切り。

◆ヒヤシンスS(オープン、ダート1600メートル、2月19日=東京)※1着50ポイント

ジャパンロードトゥケンタッキーダービーの第2戦はエピカリス(牡、萩原)が快勝。2着に武豊騎手騎乗のアディラート。第1戦のカトレア賞を勝ったモンサンレガーメは10着。

◆サウスウエストS(G3、ダート1700メートル、2月20日=オークローンパーク)1着10ポイント

ワンライナー(牡、父イントゥミスチーフ)が好位から直線で鋭く伸び、2着に3馬身半差の快勝。

◆リズンスターS(G2、ダート1700メートル、2月25日=フェアグラウンズ)1着50ポイント

内で脚をためていたガーヴィン(牡、父テイルオブエカティ)が勝利。テイルオブエカティは母の父がサンデーサイレンスという血統。2馬身差2着にアントラップド(牡、父トラップショット)が入り、3着ローカルヒーロー。4着はルコンテS覇者ゲストスイート、5着はレムゼンS覇者モータウン。

◆ファウンテンオブユースS(G2、ダート1700メートル、3月4日=ガルフストリームパーク)1着50ポイント

1コーナーを最後方で通過したガンネベラ(牡、父ダイアルドイン)が豪快にまくって直線は独走。デルタダウンズ・ジャックポットS1着、ホーリーブルS2着に続くポイント獲得になった。2着にプラクティカルジョーク

◆ゴッサムS(G3、ダート1700メートル、3月4日=アケダクト)1着50ポイント

好位を進んでいたジェイボーイズエコー(牡、父マインシャフト)が直線で突き抜けた。デルタダウンズジャックポットS4着、ウィザーズS3着に続くポイント獲得。3馬身半差2着がクラウドコンピューティング(牡、父マクレーンズミュージック)。ジェロームS、ウィザーズSを勝っているエルアリーブが逃げて3着。

◆タンパベイダービー(G2、ダート1700メートル、3月11日=タンパベイ)1着50ポイント

サム・F・デイヴィスS2着のタップリット(牡、父タピット)が制した。道中は後方に待機し、4コーナーで一気に進出。直線入り口で先頭に立ち、2着ステートオブオナー(牡、父トゥーオナーアンドサーブ)に4馬身半差をつけた。

◆サンフェリペS(G2、ダート1700メートル、3月11日=サンタアニタ)1着50ポイント

ロスアラミトス・フューチュリティーを勝っているバファート厩舎のマスタリー(牡、父キャンディライド)が軽快にハナを奪い、直線は後続を引き離して独走。しかし、ゴールを過ぎ、1コーナーで故障を悟った鞍上のマイク・スミスが下馬するアクシデントが発生した。左前脚の骨折で近日中に手術予定となり、4戦無敗のまま、ケンタッキーダービー戦線からは姿を消すことになった。6馬身4分の3離された2着はファビアン・プラット騎手騎乗のイリアド(牡、父ゴーストザッパー)。3着はタームオブアート。マスタリーをマークする形だったゴームリーは直線で失速して4着。

◆レベルS(G2、ダート1700メートル、3月18日=オークローンパーク)1着50ポイント

2番手を進んでいたマラガシー(牡、父シャックルフォード)が直線抜け出して快勝。2馬身差2着ソネティアー。アンコンテステッド8着、ロイヤルモー9着、アメリカンアンセムが10着。

◆UAEダービー(G2、ダート1900メートル、3月25日=メイダン)1着100ポイント

直線のマッチレースを制したのはゴドルフィンのサンダースノー。日本から参戦したエピカリスは2着惜敗。3着は米国から参戦のマスタープラン。4着はエイダン・オブライエン厩舎のランカスターボンバー。日本から参戦したもう1頭、アディラートは直線失速して12着。

◆スパイラルS(G3、オールウェザー1800メートル、3月25日=ターフウェイパーク)1着50ポイント

道中は好位のインを走っていたファストアンドアキュレット(牡、父ハンセン)が直線抜け出して勝利。2着はインを突いたブルーリッジトラベラー。

◆サンランドダービー(G3、ダート1800メートル、3月26日=サンランドパーク)1着50ポイント

後方待機のヘンス(牡、父ストリートボス)が突き抜けて勝利。先に先行勢をまくったコンクエストモーマネーが2着。

◆フロリダダービー(G1、ダート1800メートル、4月1日=ガルフストリームパーク)1着100ポイント

J・ヴェラスケス騎手騎乗のオールウェイズドリーミング(牡、父ボードマイスター)が2着に5馬身差の圧勝。2着ステートオブオナー。後方待機のガンネベラは3着まで。

◆ルイジアナダービー(G2、ダート1800メートル、4月1日=フェアグラウンズ)1着100ポイント

リズンスターS覇者ガーヴィン(牡、父テイルオブエカティ)が中団で競馬を進め、直線で馬場の真ん中を伸びて勝利。インを走っていたパッチが2着。

◆ウッドメモリアルS(G2、ダート1800メートル、4月8日=アケダクト)1着100ポイント

ホーリーブルS覇者アイリッシュウィークライ(牡、父カーリン)が2着に3馬身半差の快勝。2着はアンブライドルズソング産駒で逃げたバタリオンランナー。3着はクラウドコンピューティング。

◆ブルーグラスS(G2、ダート1800メートル、4月8日=キーンランド)1着100ポイント

最低人気のアイラップ(牡、父ティズナウ)が粘り込み。2着プラクティカルジョーク(牡、父イントゥミスチーフ)、3着マクラッケン(牡、父ゴーストザッパー)。5着タップリット。

◆サンタアニタダービー(G1、ダート1800メートル、4月8日=サンタアニタ)1着100ポイント

ゴームリー(牡、父マリブムーン)が勝利。半馬身差2着はバトルオブミッドウェイ、3着ロイヤルモー。

◆アーカンソーダービー(G1、ダート1800メートル、4月15日=オークローンパーク)1着100ポイント

2歳チャンピオン、クラシックエンパイアが復活の勝利。半馬身差2着はコンクエストモーマネーマラガシーが5着。

昨年のBCジュベナイルのゴール前。内のクラシックエンパイアが勝利

◆レキシントンS(G3、ダート1700メートル、4月15日=キーンランド)1着10ポイント

ゴール前の接戦をシニアインベストメントが制す。

ケンタッキーダービーの公式サイト→(https://www.kentuckyderby.com/

【木南 友輔】

[2017年4月10日18時58分更新]

第487回「英グランドナショナルはワンフォーアーサーが勝利!桜花賞は波乱!◎カラクレナイは4着…」

8日、英国のエイントリー競馬場では障害競馬のビッグレース、グランドナショナル(G3、芝4マイル2ハロン74ヤード)が行われました。今年は出走40頭で完走が19頭。こちらは昨年→(http://guw.nikkansports.com/?p=1854&type=free)。

勝ったのはワンフォーアーサー(セン8、父ミラン)。フォックス騎手騎乗で勝ちタイムは9分2秒80。女性のラッセル調教師

自分は阪神競馬場で桜花賞を取材。結果はご存知のとおり、フランケル産駒の無敗馬▲ソウルスターリングが3着に敗れ、△レーヌミノルが勝利しました。競馬は本当に何が起こるかわからない。

ゴール前で見ていて、残り100メートルくらいのところ、自分の狙った◎カラクレナイが完全に差し切る手応えに見えたんですよ…。無念の4着でした。レース後、田辺騎手と話しました。

「2着なら悔しいけど、4着ですからね。直線向いたところで確かに外に出せなかった。もう少し流れていたらとは思いますけど、仕方ない」と。本当にうまくさばいてくれたけど、最後は脚が上がってしまったようです。予想が外れて個人的に残念でしたが、いい競馬でした

桜花賞後、勝利の一枚

日刊スポーツでは土曜に1面で予想を書いた辻敦子記者がズバリ! 今週の皐月賞も、ぜひ日刊スポーツを手に楽しんでいただければと思います。

【木南 友輔】

[2017年4月8日20時55分更新]

第486回「オーストラリアの女王ウインクス、クイーンエリザベスS快勝で17連勝!阪神牝馬Sの結果」

明日はいよいよ桜花賞(ラストランを制し、パレードリングで多くのファンに見送られる怪物フランケル)

今日は午前4時から栗東トレセン桜花賞に出走予定の関西馬を中心に取材。そこから阪神競馬場へ移動し、桜花賞出走の関東馬の到着取材でした。

今週はずっと天気の心配をしながらでしたが、今朝の栗東、阪神も降ったり止んだり。阪神競馬場は6Rの3歳500万(芝1600メートル)が1分35秒0の決着。この後に雨が降り続いて、メインの阪神牝馬Sは1分34秒3。かなり馬場の悪化が進んだのではないか、と思います(◎アドマイヤリードは頑張ったけど、2着でした)。

中山の予想はボロボロ。あとでじっくり振り返ろうと思います。

ウインクスの主戦、ボウマン騎手(写真は昨年春の来日時)

で、重い馬場でも関係なしの名牝ウインクス。8日、シドニーのロイヤルランドウィック競馬場で行われたクイーンエリザベスS、見事に制しました。馬場状態はソフト7。勝ちタイムは2分7秒22。2着はハートネルでした。

ハートネル(14年英セントレジャーのパドックにて)

明日も天気は心配ですが、ぜひ、日刊スポーツを手に競馬を、スポーツを楽しんでください!

【木南 友輔】

[2017年4月6日16時05分更新]

第485回「桜花賞の枠順確定!オーストラリアでフランケル産駒購入!女王ウインクスが最終追い切り!」

今週は栗東トレセンに来ています。今週は桜花賞、来週は皐月賞。クラシック、バッチリ当てたいところです。先ほど、桜花賞は出走馬、枠順が確定。無敗のフランケル産駒ソウルスターリングが突き進むのか、止める馬が現れるのか…。

オーストラリアのシドニーではイングリス社の1歳馬セールが4~6日の日程で行われていて、まさに桜花賞で注目を集めるソウルスターリング、それから朝日杯FSからの直行で挑むミスエルテと同じフランケル産駒が日本の競馬関係者によって落札されています。

確か、去年もこのセールでフランケル産駒が落札されています(http://guw.nikkansports.com/?p=1839&type=free)。

美浦の堀厩舎に入厩しているフローラデマリポサという牝馬。まだデビューしていませんが、8月生まれの南半球産馬。遅れてきた大物になる可能性は秘めています。

今年、85万オーストラリアドルで落札されたのは、母Lovetornの牡馬。南半球産の9月生まれ。日本ではフランケル産駒の牡馬にまだ活躍馬が出ていないのですが、この馬はどうなるでしょうか。

ボウマン騎手の「シーズアップルズ」ポーズ(写真は昨年春の来日時)

イングリス社のセールが行われているシドニー、今日は土曜のクイーンエリザベスSに出走するウインクスの最終追い切りがあったようです。レーシングNSWの記事でボウマンは「彼女は自分がクイーンであることを知っている」とコメント。おそらく秋シーズン(南半球)の締めくくりになるレース、17連勝を狙う女王の走り、絶対に見逃せません。

【木南 友輔】

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