海外競馬コラム「キナミのつぶやき」|極ウマ・プレミアム

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[2017年7月25日15時45分更新]

第501回「アロゲートがまさかの惨敗…、次走に注目!今週末はキングジョージ!イネイブル参戦か?」

先週土曜、デルマー競馬場のG2サンディエゴHにアロゲートが出走しました。

昨夏にトラヴァーズSで3冠競走を走ってきた馬たちに圧勝。ブリーダーズカップクラシックでカリフォルニアクロームを破り、第1回ペガサスワールドカップを快勝。ドバイでは後方からの競馬で絶体絶命に思われましたが、圧巻の差し切り。これだけのパフォーマンスを見せてきた馬が…、

まさかの5頭立て4着。スタートから行きっぷりが悪く、勝負どころでも前との差を詰められないまま。信じられない敗戦でした。次走は来月のパシフィッククラシックの予定ですが、巻き返すことができるのか注目です。

今週末は英国、アスコット競馬場でキングジョージです。

昨年このレースを逃げ切ったハイランドリールが主役ですが、英愛オークスをぶっちぎったイネイブルがまだ参戦の可能性を残したままです。3年前には同じ3歳牝馬タグルーダでキングジョージを勝っているゴスデン師。イネイブルの父ナサニエルでも11年のキングジョージを制しています。そして、ゴスデン厩舎にはドバイシーマクラシックで復活VからロイヤルアスコットのプリンスオブウェールズSで惨敗を喫したジャックホブスもいます。

見逃せない週末の決戦へ、その顔触れに注目です。

【木南 友輔】

[2017年7月18日18時16分更新]

第500回「外は異常気象、クーラーの効いた部屋でゴロゴロしすぎでしょうか…、なんか様子がヘンです」

函館から本州、関東に戻ってきて3週間…、完全にクーラーの効いた部屋に入り過ぎが原因と思われる風邪で苦しんでいます。

鼻水が出て、ボーッとしている感じだった先週から、今週はノドの調子もおかしい。ちょっと発熱もある。冷房が当たらないようにしながら、この暑い夏を乗り切らねば。今週は今日から美浦へ入ります。日本全国、狂ったような気象が続いています。熱戦が続く高校野球、いろいろなスポーツ、みなさん、体調に気をつけて頑張ってください。

今週は函館2歳Sと中京記念。春のG1シーズンにJRAハンデキャッパーの方を取材させていただいたのですが、「一番難しいのは函館2歳Sのレーティング」とおっしゃってました。比較材料が少ないのがその理由。今年は1回函館開催を取材させてもらってきたので、なんとか函館2歳Sを当てたい。中京記念も例年波乱の起こるレース。一生懸命取材を頑張ろうと思います。

【木南 友輔】

[2017年7月16日12時55分更新]

第499回「近親交配のナサニエル産駒イネイブルが英愛オークス連覇!秋に凱旋門賞参戦の可能性も」

6月25日の昼頃から更新していませんでしたが…、それだけ宝塚記念の予想を外したショックが大きかったということで…。もう3週間経ってますから、その間、いろいろありすぎて何を書けばいいのかわかりませんが、とりあえず、昨日はカラ競馬場でアイリッシュオークスがありました。

自分が行ったのは3年前のこと。オブライエン厩舎のブレスレットが勝った年です。このときはシーザスターズ初年度産駒で無敗の英オークス馬タグルーダが出てくると思っていたのですが、ダブリンのホテルにチェックインしたタイミングでいろんな友人からメールがきてまして、「タグルーダは来週のキングジョージみたいですよ」と。

今年の愛オークス(G1、芝2400メートル、出走10頭)は ランフランコ・デットーリ騎手騎乗の英オークス馬イネイブル(牝3、J・ゴスデン、父ナサニエル)が快勝。勝ちタイムは2分32秒13でした。英愛オークス連覇は10年スノーフェアリー以来7年ぶりとのこと。2番手から抜け出し、最後は持ったままで2着レインゴッデスに5馬身半差。ロードデンドロンに5馬身差で制した英オークスに続く圧勝劇でした。

父ナサニエルの初年度産駒。父は11年のキングジョージ覇者で、14戦無敗の怪物フランケルとデビュー戦(2着)、ラストランの12年英チャンピオンS(3着)で対決したことで知られる馬です。フランケルは倒した馬がすごかった。そして、倒した馬たちが種牡馬になってもすごかった、って感じです。ウートンバセットからアルマンゾル、エクセレブレーションからバーニーロイ、ナサニエルからイネイブル!

ナサニエルはガリレオ産駒でその父は大種牡馬サドラーズウェルズです。イネイブルは母の父がサドラーズウェルズなので…、かなりの近親交配。通算戦績は5戦4勝3着1回。ゴスデン師とグリムソープ氏が凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月1日=フランス・シャンティイ)参戦の可能性をほのめかしています。日本から参戦を予定するサトノダイヤモンド、サトノノブレスの強敵になるかもしれません。

【木南 友輔】

[2017年6月25日12時56分更新]

第498回「ロイヤルアスコット後半~ゴールドカップはビッグオレンジが金星!ディープ産駒が歴史的勝利」

火曜から土曜までの5日間開催になっている英国王室主催のロイヤルアスコット。

3日目の木曜日はステイヤーのナンバーワンを決めるアスコットゴールドカップ(G1、芝4000メートル)。大本命のオーダーオブセントジョージを破ったのは、ビッグオレンジ。鞍上はジェームズ・ドイル。直線のゴール前はライアン・ムーア騎乗のオーダーオブセントジョージの強襲をなんとかしのぎきりました。大金星です。勝ちタイムは4分22秒40。

オーダーオブセントジョージから6馬身遅れた3着が昨年の英セントレジャー覇者ハーバーロウ。6着シェイクザイードロード。12着クエストフォーモア、13着トリップトゥパリス、14着シンプルヴァース。

ハンデキャップ戦のキングジョージ5世Sではフランケル産駒アッティーパーッスが勝ったのですが、アスコットの芝2400メートル戦で3馬身差の快勝。これがフランケル産駒のロイヤルアスコット初勝利になりました。ゴドルフィンの馬で戦績は4戦3勝2着1回、次走は未定。

4日目、金曜日は最初のレース、2歳牝馬の重賞アルバニーS(G3、芝1200メートル)をディファレントリーグが勝利。フランス生産馬で父はダビルシム、その父は日本で活躍したハットトリック。その父はサンデーサイレンスです。

3歳馬のスプリント王を決めるコモンウェルスC(G1、芝1200メートル)はバリードイルのカラバッジョが勝利。スキャットダディ産駒で戦績は6戦無敗となっています。鞍上はライアン・ムーア。

3歳牝馬のコロネーションS(G1、芝1600メートル)はウインターが英愛1000ギニーに続くG1・3連勝。鞍上はライアン・ムーア。

3歳牝馬の長距離戦、クイーンズヴァース(G2、芝2800メートル)には日本生まれのディープインパクト産駒が2頭出走。13頭立てで12、13着でした。12着は母ピーピングフォーンのウィスコンシン。13着は母ケイアイガーベラのフィアースインパクト。先日、全妹のケイアイノーテックが阪神で新馬勝ちしています。

最終日の5日目、土曜日は第1R、リステッド競走のチェシャムSでディープインパクト産駒がロイヤルアスコット開催の初勝利を挙げています。勝ったのは、エイダン・オブライエン厩舎のセプテンバー。母はピーピングフォーン。クールモアが日本に送ってディープインパクトを種付け。日本で生まれたのがウィスコンシンで、受胎してアイルランドで生まれたのが、このセプテンバーです。

先日、レパーズタウンのデビュー戦がぶっちぎりの走りですが、この日もライアン・ムーア騎手を背に快勝。まだまだまだまだまだまだ気は速いですが、来年の英1000ギニー、英オークスのブックメーカー前売り1番人気になっています。

キングジョージと同じ舞台で行われる古馬のハードウィックS(G2、芝2400メートル)はアイダホが勝利。エリザベス女王の所有馬ダートマスは4着でした。G1のダイアモンドジュビリーSはザティンマンが勝っています。

来年はぜひ日本馬の取材でまた…。

【木南 友輔】

[2017年6月22日16時42分更新]

第497回「ロイヤルアスコット開幕!クイーンアンはリブチェスター、セントジェームスパレスはバーニーロイ」

ロイヤルアスコット開催が開幕しました。一昨年はスピルバーグ、昨年はエイシンヒカリ、エイシンエルヴィンが日本から参戦。今年はいないのが、ちょっと残念です。

初日の最初のレースが古馬のマイルG1、クイーンアンS(G1、芝直線1600メートル)。3月のヴィブロスが勝ったドバイターフで3着だったリブチェスターが前走ロッキンジSに続くG1連勝です。鞍上はウィリアム・ビュイック。

3歳のマイルG1、セントジェームズパレスSは波乱の結果。人気を集めていた英愛2000ギニー覇者チャーチルは4着。勝ったのはエクセレブレーション産駒のバーニーロイでした。フランケルに負けまくったエクセレブレーション。種牡馬としてはフランケルより先に英国でG1を勝ったことになります。

昨年のアメリカ旋風、今年も。キングズスタンドS(G1、芝直線1000メートル)は昨年2歳の重賞で圧倒的な走りを見せたレディオーレリアが圧勝。この馬、メチャクチャ強いし、アスコットでの走りは異常です。

2日目はプリンスオブウェールズS(G1、芝2000メートル)。勝ったのはハイランドリール。直線の粘りがすごい。最後は突き放しての圧勝。前走コロネーションCに続くG1連勝です。ドバイシーマクラシックで復活の勝利を挙げた愛ダービー馬ジャックホブスはまさかの最下位8着でした。

【木南 友輔】

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